Shopifyアップデートまとめ【10月第1週】
前回のアップデート記事はこちら
気づけばもう10月、時間が過ぎるのって早いですね🍂
10月1週も Shopify から「これは助かる!」というアップデートがいくつも届きました。
国際配送やB2Bの細かいルールから、POSレシートやAIアシスタントの便利機能まで…。
「え、そんなところまで改善してくれるの?」と思わず言いたくなる内容です。✨
それでは、今週のアップデートを一緒に見ていきましょう👇
目次
1.国際配送の税計算がさらに正確に ― DDU注文で売上税を自動反映
DDU注文でも売上税を自動計算!
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国際配送で「関税未払い(DDU)」を選んでも、登録済みの課税国なら売上税が自動計算されるように。
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チェックアウトで正しい税額が見えるので、到着時の想定外の請求を低減できます。
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会計処理やインボイス発行も税計上の整合性を取りやすくなります。
※ 対象は「課税地域として設定済み」の国・州です。設定がない地域には適用されません。
2.店舗体験をもっとブランドらしく ― POSレシートも自由に編集
公式ChangeLog:Customize return and exchange receipts in POS
POSの返品・交換レシートをカスタマイズ可能に!
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Shopify POS の返品・交換レシートを、販売レシートと同様に Liquid で編集可能に。
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フォント・ロゴ・注意事項など、ブランドに合わせた体裁へ調整OK。
※ 店舗の紙レシートでもブランド体験を統一できます。
3.見積もり段階から安心 ― Draft OrderでもMarkets設定を完全反映
Draft Order でも通貨・税が自動反映!
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Draft Order(下書き注文)でも、顧客住所に応じて通貨や税の設定が自動で反映されるようになりました。
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Markets の価格ルールと整合が取りやすく、国・地域変更時の再計算も自動化。
※ 住所の変更に合わせた通貨・税の再計算で、請求の整合性を担保。
4.大口取引もスマート管理 ― B2B注文に柔軟な承認フロー
B2B注文の承認フローをルール化・自動化!
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Functions APIを使って、B2B注文に「承認が必要な条件」を設定できるようになりました。
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例:「100万円以上の注文は承認必須」など、金額・顧客・タグなどの条件で柔軟にルール化。
※ 条件に合致した注文のみ承認待ちにでき、その他は自動承認でスムーズに。
5.価格比較がもっとわかりやすく ― ユニット価格表示が世界対応
公式ChngeLog:Unit pricing is now available globally
ユニット価格表示がグローバルで解禁!
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「100gあたり」「1Lあたり」などの単位価格表示が世界中のストアで利用可能に。
※ 食品や日用品の価格比較がしやすくなります。
6.AIアシスタントをチームで育てる ― Sidekickスキル共有機能
Sidekickでプロンプトを「スキル」として保存・共有!
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Shopify のAIアシスタント「Sidekick」で、よく使うプロンプトをスキルとして保存・共有できるように。
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定型作業をテンプレ化して、だれでも同じ品質で再現可能に。
※ チームのナレッジを「使える形」で共有できます。
まとめ

今回のアップデートは、国際販売・B2B取引・日常オペレーションの3つの観点でじわっと効いてくる改善が多かった印象です。
「越境ECでの税トラブルを減らす」「B2Bの承認フローを柔軟にする」「チームで使うAIを共有できる」など、派手さはなくても運営に直結するものばかり。
特に Markets・B2B・Sidekick の3つは、これからの Shopify 運営において “効率化” と “安心感” を同時に高めてくれるポイントになりそうです。
アップデートは小さな積み重ねでも、日々の運営に与えるインパクトは大きいもの。
自分のストアにどう活かせるか、ぜひこの機会にチェックしてみてください👀
📝この記事はGO RIDE エンジニア Kaiがお届けしました。
次回もお楽しみに!🏄♂️
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