カート放棄率を削減！Shopifyのカートパーマリンクとは？作成方法についても解説

ECサイトを運用する中で、特定の商品を購入できる直リンクを配置、もしくはお客様に送付したいと思ったことはございませんか？
そんな時はShopifyのカートパーマリンクを使用することをおすすめいたします！
カートパーマリンクとは、特定のアイテムや商品セットがあらかじめカートに入った状態を示す、特別なURLリンクです。

カートパーマリンクとは、特定のアイテムや商品セットがあらかじめカートに入った状態を示す、特別なURLリンクのことです。
このリンクを利用することで、お客様が商品を購入する際にカートに追加する手間を省くことができ、直接購入ページに誘導することが可能になります。

例えば、特定のプロモーションを通じて複数の商品をセットで購入してほしい場合、カートパーマリンクを作成して、そのリンクを顧客と共有することができます。
このリンクを開くと、顧客はすでに指定された商品をカートに入れた状態ですぐに購入フローに進むことができます。

Shopifyの公式ドキュメントはこちら

1.「Buy Button channel」をインストール

Buy Button channelというアプリはShopifyが提供している公式の無料アプリです。

購入ボタンを作成できるアプリですが、このアプリを使用することで簡単にカートパーマリンクを作成することができます。


2.リンクを作成したい商品登録ページに遷移

商品登録ページからアプリを使用してリンクを作成します。
ページ右上にある「その他の操作」をクリック

>プルダウンから「Create checkout link」をクリック

>購入ボタンアプリのページに遷移すると、カートパーマリンクが作成されています。
「リンクをコピー」をクリックすることでURLがコピーできます。

1.商品IDと数量

• 42410957177072 は商品IDです。
  Shopifyでは、各商品に一意のIDが割り当てられており、このIDを使って特定の商品を指定できます。
• :1 は、その商品がカートに追加される数量を示します。
  上記リンクの場合、商品ID 42410957177072 の商品が1つカートに追加される仕組みとなります。
  もし複数個追加したい場合は、例えば :2 と記載します。

2.パラメータ

• ?channel=buy_button は、URLに付加された クエリパラメータ です。
  このパラメータは、ユーザーがどのチャネルからリンクをクリックしたのかを追跡するために使用されます。
• channel=buy_button は、このカートパーマリンクが Shopifyの「購入ボタン」機能 から生成されたものであることを示しています。
  購入ボタンは、Shopifyストア外で商品を直接購入するためのリンクを作成するために使用されます。

カートパーマリンクはマーケティング戦略でも効果的に使用することが可能です。

1.商品セットやバンドルをプロモーション
カートパーマリンクは、複数の商品をバンドルして販売する際に非常に効果的です。
例えば、「〇〇と〇〇をセットで購入すると10%オフ」というプロモーションを実施したい場合、カートパーマリンクを使って、セット商品をカートに追加した状態で共有できます。

2.ディスカウントコードの適用
特定の割引コードを適用した状態でカートパーマリンクを作成することも可能です。
例えば、「今だけ10%オフ！」といったプロモーションに合わせて、割引コードが適用されたカートのURLを作成し、ユーザーに直接そのリンクを提供します。

便利なカートパーマリンクですが、使用前にいくつか確認しておくことがあります。

1.商品管理
カートパーマリンクを使用する際には、商品が有効か、価格変更はないか、在庫不足ではないかを確認してください。
リンクを作成した後に商品状態が変わってしまうと、リンクが意図した通りに機能しない可能性があります。

2.デバイスやブラウザでのテスト
カートパーマリンクを作成したら、必ずテストを行い、リンクが正しく機能していることを確認してください。
特にモバイルデバイスや異なるブラウザでは動作が異なる場合があるため、幅広い環境で動作に問題ないかを確認することが必須です。

補足ですが、カートパーマリンクに有効期限はありません。
カート内の製品が利用可能（有効）であれば、購入者様はいつでもパーマリンクを使用して購入することができます。
（Shopifyサポートからの回答）

Shopifyのカートパーマリンクは、オンラインショップのマーケティング戦略を強化できるとともに、顧客にとっても非常に便利な機能です。
希望の商品の購入フローを削減することで、カート放棄率を削減することも可能です。
コンバージョン率を向上させたいと思っている方は是非、取り入れてみてください！