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Shopifyアップデートまとめ【10月第3週】POS強化&商品管理がより柔軟に

2025年10月22日
前回のアップデート記事はこちら

定期購入から返品処理まで、POS機能が大幅アップ!


秋も深まり、店頭にもあたたかい商品が並びはじめるこの時期。 店舗運営をしていると、「返品対応をもっとスムーズにしたい」などと思うこと、ありますよね。

今回のShopifyアップデートは、まさにそんな声に応える内容が盛りだくさん!
特にPOS(店頭販売)機能の強化商品管理のアップデートが注目ポイントです。


まずは、今週追加された主なアップデート内容を一覧でご紹介します👇

  1. POS注文画面で返品の進行状況を確認&未出荷商品のキャンセル・返金が可能に
  2. POSの返品時に「返金方法を選べる画面」が追加 — ギフトカード返金も簡単に
  3. POSでも定期購入を販売可能に!店頭からサブスク登録ができるように
  4. 商品バリエーションの上限が100→2,048に拡大 — 複数SKUを1商品にまとめやすく
  5. 新ステータス「Unlisted(非掲載)」登場 — 検索や販売チャネルに表示せず販売できる

これらのアップデートについて、
何が変わったのか?」「どんな店舗にとって便利なのか?」「実務ではどう活かせるのか?」の観点で、順に解説していきます。

1. POS注文画面で返品の進行状況を確認&未出荷商品のキャンセル・返金が可能に


  • POSの注文詳細画面で、進行中の返品状況を直接確認できるようになりました。
  • 未出荷アイテムをその場でキャンセル・返金できる操作が追加されました。
  • タイムラインに出荷数・返品ステータスが明確に表示され、処理の見落としを防げます。

POSの注文詳細から返品・返金の操作を完結でき、店舗オペレーションが大幅に効率化されます。

2. POSの返品時に「返金方法を選べる画面」が追加 — ギフトカード返金も簡単に


  • 返品・交換のフローで返金専用画面が表示され、返金手段をその場で選べるようになりました。
  • 元の決済手段への自動返金に固定されないため、ギフトカードやストアクレジットなども選択しやすくなります。
  • 返金先の指定ミス(送り主/受取人の取り違え)を画面上の確認ステップで防止しやすくなります。

POSの返品・交換時に、返金方法を明示的に選べるようになったことで、オペレーションの迷いが減ります。

3. POSでも定期購入を販売可能に!店頭からサブスク登録ができるように


  • POSのチェックアウトで定期購入の商品・プランを追加できるようになりました。
  • 店頭でもオンラインと同様のサブスク契約作成が可能になり、LTV向上に寄与します。
  • カート操作や契約開始の流れがPOS内で完結し、紙台帳や後追い登録が不要になります。

Shopify公式の「Shopify Subscriptions」アプリを利用していることが前提です。

4. 商品バリエーションの上限が100→2,048に拡大 — 複数SKUを1商品にまとめやすく


  • 1商品あたりのバリアント上限が2,048に拡大。多属性の商品を1ページに統合しやすくなりました。
  • 既存の管理フローは概ねそのままに、商品分割の必要性を大幅に低減できます。
  • 顧客は色・サイズ・素材などの組み合わせを1画面で選択でき、比較が容易になります。

SKUの細分化が必要だった商品でも、1つに集約した設計へ移行しやすくなります。

5.新ステータス「Unlisted(非掲載)」登場 — 検索や販売チャネルに表示せず販売できる

公式ChangeLog: New unlisted ProductStatus



  • 商品にUnlisted(非掲載)ステータスを設定すると、検索・コレクション・販売チャネルに表示されません。
  • URL直リンクを知っている人だけがアクセスできます(完全非公開ではありません)。
  • 限定配布・同梱専用・B2B向けなど、「見せずに配る」運用がしやすくなります。

公開と下書きの中間のような位置づけで、露出を抑えつつ販売・管理が可能です。

まとめ

Shopifyのアップデートは本当に毎週のように続いていますが、

今回のように“現場の声”にしっかり応えてくれる改善**が多い週は、やっぱりうれしいですよね。


返品対応やPOSまわりの操作がよりシンプルになったことで、

スタッフのちょっとした手間が減って、

お客様とのやり取りもスムーズに、気持ちよく進められるようになりそうです。


こうした小さな改善の積み重ねが、

毎日の店舗運営を少しずつラクにしてくれる。

その積み重ねが「もっと快適に」「もっとスムーズに」お店を動かす力になっていきます。


これからもShopifyは、きっと現場の声を聞きながら進化を続けていくはずです。

GO RIDEでは、そんなアップデートの中から“実務で本当に役立つ情報”を選んでお届けしていきます。

次回も、ぜひチェックしてみてくださいね。✨

📝この記事はGO RIDE エンジニア Kaiがお届けしました。


次回もお楽しみに!🏄‍♂️

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Kai Hayamizu

Kai Hayamizu

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