【Shopify】Editions 26年冬 The Ren‘ai’ssanse Editon 発表!150を超えるアップデートから主要項目を紹介
半年に一度発表されるShopifyの大型アップデート情報「Editions」
2026年冬バージョン「Renaissanse Edition」が発表されました!
とにかく、こちらのLPの作りがすごく凝ってるのでぜひ一度皆様にも見ていただきたいです。Shopifyのご担当者も「今までにないほど凝っている、社内でも評判」と言っておられました。
モバイルでも美しい作りですが、体験するならぜひパソコンでご覧ください。
https://www.shopify.com/jp/editions/winter2026
今回のEditionは12項目、全体で約150のアップデートが発表されました。この150というのは、前回のEditionから今までに更新されている内容を含んだものとなります。
今回の記事では主要アップデートを駆け足でご紹介していきます!
1. Sidekick
Shopifyマーチャントの皆様にはもうお馴染み?ストア運営を強力にサポートしてくれるAIです。今回のEditionの目玉はSidekickでした。
Sidekick is the only AI assistant thinking about your business almost as much as you are.
Sidekickはストア内に搭載されているため、ストア情報に直接アクセスし情報を取得します。また、データを取得するだけでなく、依頼したことをShopify上で実行してくれます。
例えば
ベストセーラーの商品コレクションを作成し商品を追加
ディスカウントの作成
Shopify Emailのテンプレートをアップデート
セグメントの作成
これら全てを自然言語で「〜〜して」とお願いするだけで実行してくれます。
さらに!Sidekickはカスタムアプリを作ることができるようになりました!他のタスク同様、話しかけることでアプリを作成できます。
デモビデオでは「選択した商品のチェックアウトリンクとQRコードを作成するアプリを作って」と伝え、アプリが出来上がりました。
アプリ生成を使えるストアは限られているようですが、ぜひ皆様もお試しください!
2. AIエージェント
Shopify Agentic Storefronts
ChatGPTなどのAIエージェントから直接商品を購入できるようになります!Shopify管理画面上でリスティング情報を設定し、ナレッジベースアプリでよくある質問などを登録します。登録された情報はAIエージェントが読み取り、情報を整理した上でユーザーに提供してくれます。
ユーザーはChatGPTなどのAIエージェントに「〜〜が欲しい」と話しかけることでエージェントは商品情報や補足情報を提供し、その画面内でチェックアウトまで完了します。
もちろんそこで完了したチェックアウトはShopifyの注文情報にリンクします。
もうなんだかすごい時代ですね!
3. オンライン
Rollouts
「管理画面に直接組み込まれたRolloutsを使用して、テーマの変更をスケジュールしたり、A/Bテストを実施したりできます。」
だそうです!待望のスケジュール機能が追加されそうです!
今までテーマの切り替えのスケジュール設定はPlusプランでのみ使用できるLaunchpadというアプリが必要でした。
まだこのRolloutsという機能は正式リリースされていないようですが、リリースされたらセールなどのストアフロント管理がグッと楽になるかもしれません!?
4. 小売
Shopify POS Hub
なんだかすごいデバイスが発表されました。
日本のマーチャント様ではShopify POSを使用しておられるところはまだ少ないかもしれませんが、日本でも今後広がりを見せる可能性は大いにあります。
そうなった際は「これさえあれば店舗売上・在庫管理は完璧」かもしれません。
5. マーケティング
Shopify Product Network
ざっくり何ができるのかというと、自分のShopifyストアの商品を他のShopifyストアで売ることができるというものです。
デモビデオでは、スケートボードを販売しているストアでカスタマーがヘルメットを探していました。ただし、スケートボードを販売しているストアでは残念ながらヘルメットを取り扱っておらず離脱。
そこでProduct Networkが設定されているとどうなるか?
ボードを購入し、ヘルメットを検索。すると、他のストアの商品が表示されそのまま購入を完了することができます。
他のストアの商品を販売した場合はコミッションを獲得することができます。
ただし、今はアメリカのみ利用可能だそうです。今後に期待ですね!
他にもまだまだ
6. チェックアウト
マーケットごとにチェックアウト画面をカスタマイズなど。
7. オペレーション
在庫転送の機能強化やShopifyモバイルアプリでの対面販売機能の追加など。
8. Shopアプリ
動的なストアフロントやお得な情報のフィードが追加。
Shopアプリについてはこちらから
9. B2B
Shopify Collectiveのグローバル化など。
10. 財務
アメリカのみ利用可能な機能が多いですが、資金調達や自動振込などの機能強化。
11. 配送
バリエーションごとのデフォルトパッケージの設定が可能に。
12. 開発者
MCPによる開発サポートがすごい…!これも人に話すようにAIに話しかけることで開発のサポートをしてくれます。
ぜひデモビデオも見てみてくださいね。
https://www.shopify.com/jp/editions/winter2026#developer
まとめ
いかがでしたか?今回はShopify Editons 26年冬「The Ren’ai’ssance Edition」のご紹介でした。
この「Ren’ai’ssance」、ロゴを見ればすぐにわかるのですが全体的にかなりAIに強化したアップデートとなっています。
人ができることはこれからも人で。
AIにお願いできることはお願いし、どんどん効率アップ生産性向上を目指していきましょう!
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