Shopifyの「Shop」とは?日本のストア運営でも利用可能?利用者目線でのメリットは?など詳しく解説!
「Shop」をご存じですか?Shopは、Shopifyが提供する買い物と配送追跡ができるデジタルショッピングアシスタントアプリです。
ShopはiOS、Android、Webで利用可能で、世界中のShopifyのECサイトにアクセスできる統合型のショッピングプラットフォームとなっています。モールのようなものですね。
ユーザーは商品を検索したり、お気に入りのブランドをフォローしたり、購入履歴を一括で管理したり、オンラインショッピングに関するあらゆる機能を一つのアプリで完結できます。
今回はそのShopについて、ストア運営者にとってのメリットとユーザー目線でのメリットをお伝えします。
また、Shop Payアカウントを使用してShopifyストアでサブスクリプション購入するときの注意点も合わせてお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください!
ストア運営者:Shopに商品を出品するメリット
Shopifyでストアを運営する事業者にとって、Shopは強力な販売チャネルとなります。以下、主なメリットをご紹介します。
1. 追加費用なしで自動的に露出が増える
ベーシックプラン以上を契約し、Shop Payを有効にして、ストアを公開することでShopにブランドページが表示されます。特別な審査等はありません。
2. 高いコンバージョン率による売上向上
3. カスタマイズ可能なブランドページ
ビデオ、カスタムヘッダー、強化されたブランディングでブランドを生き生きと表現でき、オンラインストアと同様にコレクション、サブスクリプション、オファーを追加できます。単なる商品リストではなく、ブランドの世界観を表現できるプラットフォームとして活用できます。
4. カナダ・アメリカ向けであれば自動出品
2025年10月のアップデートで、配送先にカナダ・アメリカが含まれている場合自動的にShopに商品が出品されるようになりました。(厳密には、Shopifyカタログに自動掲載され、Shopifyカタログに掲載された商品はShopに出品されるようになります)
5. 日本のストアでも利用可能
上記の通り、カナダ・アメリカ向けの商品であれば自動的に出品がされますが、もちろん日本向けのストアでもShopに出品することは可能です!
管理画面の販売チャネル>Shop>カタログで商品を管理できます。
そのほかにもShopで商品を管理するには様々な基準がありますので合わせて詳細をご確認ください。
Shopifyカタログ
https://help.shopify.com/ja/manual/promoting-marketing/seo/shopify-catalog
Shopで商品を管理する
https://help.shopify.com/ja/manual/online-sales-channels/shop/manage-shop-store/products-and-collections
ユーザー:Shopでアカウントを持つメリット
Shopは買い物をするユーザーにとっても、多くの利便性を提供します。
1. 商品の一括検索、新しい出会い
特定の販売元から発売されている特定の商品が欲しい時があるように、「なんとなくあれが欲しい」と思うこともありますよね?
例えば紅茶が好きな方、いつも購入しているストアがあるけど他はどのような紅茶を販売しているだろう?と思った時、ShopではShopifyストアを統括して検索することができ新しい商品との出会いも期待できます!
2. ワンタップで高速チェックアウト
メールアドレスと電話番号を登録すれば、次回以降の買い物時にShop Payを有効化しているストアで自動入力されるため、毎回クレジットカード情報や配送先住所を入力する手間が省けます。地味に面倒な作業ですよね。
その作業がグッと短縮されることで、「今購入したい!」という思いをすぐに叶えられます。
3. 複数のショップでの購入履歴を一元管理
異なるShopifyストアで購入した商品も、すべてShopアプリ内で一括管理できるため、過去の購入履歴の参照が非常に簡単です。
4. 安全性の高いセキュリティ
Shop Payの利用ごとにSMSに送信される6桁のShop Payコードの入力を要求し、本人確認を徹底しています。カード情報や住所などの個人データは全て暗号化され、クレジットカード業界のセキュリティ基準(PCI DSS)を満たす安全なサーバーで管理されます。
Shop Payでサブスクの支払いをするときの注意点(GO SUB)
Shopifyでサブスクリプション購入をする際、Shop Payでの決済を許可しているストアであればShop Payを選ぶことができます。
Shopアカウントで一元管理できるのでとても便利ですが、決済方法を変更したい場合などに注意が必要です。
今回はGO RIDEが開発したShopifyのサブスクリプションアプリ「GO SUB」を例に説明します。他のサブスクリプションアプリをご利用のストアはアプリ管理者までご確認ください
1. Shopifyストア管理者
GO SUBアプリ管理画面にて、請求欄を確認します。支払い情報が「Shop Pay」の場合、GO SUBから支払先情報の変更依頼を行ってもサブスクリプションに紐づくクレジットカードは変更されません。
必ずお客様にShop Payから変更いただくようお伝えください。
2. ユーザー
実際にShopアカウントを使用してサブスクリプション契約をしている場合、Shopアカウント内に情報が表示されているかと思います。
Shopアカウントより決済情報を変更してください。
まとめ
いかがでしたか?今回は「Shop」についてご説明しました!
Shopは、Shopifyが提供する革新的なショッピングプラットフォームとして、ストア運営者と顧客の双方に大きな価値をもたらしています。
ShopifyでECサイトを運営している、または運営を検討している方は、Shop Payを有効化してShopプラットフォームを活用することで、ビジネスの成長を加速させることができるでしょう。また、オンラインショッピングをよく利用する消費者にとっても、Shopアプリは買い物体験を大きく向上させる価値あるツールと言えます。
現在Shopに関するアップデートは高い頻度で行われています。
GO RIDE NEWSでShopifyアップデートをお届けしていますのでぜひそちらもご確認ください!
【GO SUBについて】
弊社ではGO SUBの新機能や活用法についても日々記事を更新中です!
