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Shopifyアップデートまとめ【10月第2週】

2025年10月14日
前回のアップデート記事はこちら

気づけばもう10月も折り返し。

朝晩の空気がすこし冷たくなってきましたね🍂


今回もShopifyから「これは助かる!」というアップデートがいくつも届きました。

顧客が自分でメールを変えられるようになったり、自然言語でレポートを作れたり、

さらにはAIで画像を編集できるようになったりと、

“運営の手間を減らして、創造に時間を使える”方向への進化が続いています。


今回の注目ポイントは5つ👇

どれも日々の業務を確実にアップデートしてくれる内容です。

1. 顧客アカウントでメールアドレスを更新可能に


顧客が自分でメールアドレスを変更可能に!


  • 新しいカスタマーアカウントでは、顧客自身がプロフィール画面からメールアドレスを変更できるように。
  • 新しいメール宛に届くワンタイムパスワード(OTP)を使って認証し、即時反映されます。
  • サポートへの依頼を待たずに、顧客自身で情報更新が完結します。

※ この機能は「新しいカスタマーアカウント(New Customer Accounts)」限定で利用可能です。

2. 自然言語でレポート作成 ― 分析がもっと簡単に


自然言語で質問 → 自動でレポート生成!


  • Shopify Analyticsに自然言語クエリ機能が追加。質問を入力するだけで自動的にレポートを作成できます。
  • 「9月に最も売れた商品は?」などの質問を自然文で入力するだけで、グラフや表を自動生成。
  • Sidekickとの連携で、フォローアップ質問にも対応。会話ベースで分析を深掘りできます。

※ ShopifyQLの直接記述も引き続き利用可能。自然言語とコードの両方で柔軟に分析できます。

3. 米国向け「郵便関税率(Postal Duty Rates)」に対応


米国向け配送で「郵便関税率」に対応!


  • Shopify Duties & Import Taxesで、郵便キャリア(US Postalなど)向け関税率の計算に対応しました。
  • 従来のFedEx・UPSなど商業キャリア方式に加え、郵便レート(Postal Rates)を選択可能に。
  • チェックアウト時に、HSコードと原産国に基づく正確な関税・輸入税を自動計算します。

※ 対象は米国宛の国際配送のみ。「Use postal duty rates into the United States」設定を有効化してください。

4. 新ヒートマップ可視化+週間売上レポート追加


時間帯×曜日の売上をヒートマップで可視化!


  • 新しいヒートマップ可視化で、曜日×時間帯などのパターンをひと目で把握できます。
  • Weekly Sales Patternsレポートが追加され、週単位での売上ピークや閑散時間を確認できます。
  • 時間帯別の傾向を把握して、配信・在庫・人員配置の最適化につなげられます。

※ 指標・ディメンションはAnalyticsの提供範囲に準拠します。表示内容はデータ更新サイクルに依存します。

5. AI画像編集がさらに強化 ― 背景やライティングを自由に変更


AI画像編集がさらに強化!背景・光の調整も自由に


  • ファイルエディタ内の「Generate」機能で、AIによる画像編集がさらに高精度に。
  • プロンプトを入力するだけで、背景の変更・光や雰囲気の調整が可能に。
  • 商品撮影をやり直さなくても、ブランドトーンを統一した画像を作成できます。

※ プロンプト例:「white studio background」「soft natural light」など。ファイルエディタから直接実行できます。

まとめ

今週のアップデートは、どれも“日常業務を軽くする”方向に進化している印象でした。

顧客対応、分析、配送、画像制作――それぞれの領域で、

人が手を動かしていた部分をShopifyが静かに肩代わりしてくれています。


特に、自然言語での分析やAI画像編集のような「誰でも使える高度機能」は、

これからの運営スタンダードになっていくかもしれません。


来週以降も引き続き、Shopifyのアップデートを追いながら、

“より創造的なEC運営”に向けたヒントをお届けしていきます。🌿

📝この記事はGO RIDE エンジニア Kaiがお届けしました。


次回もお楽しみに!🏄‍♂️

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Kai Hayamizu

Kai Hayamizu

Engineer

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