米国2022年8月2日Shopifyが1億ドル（約133億円）をEコマースマーケティングプラットフォームのKlaviyoに投資する戦略的提携を発表しました。

Klaviyoは、Shopifyとの戦略的パートナーシップにより、あらゆる規模のブランドがデータと顧客関係を所有することができ、これまでのより充実した機能を提供することで、既存のパートナーシップを強化します。

連携して何ができるようになったの？

この提携により、KlaviyoはShopify Plusの推奨メールソリューションパートナーとして、Shopifyの基本プランに機能性、拡張性、サポート性を追加した、売上規模の大きいマーチャント向けのプランの提供を開始されるようになります。
また、KlaviyoはShopifyの新機能にいち早くアクセスすることができ、KlaviyoとShopifyはEコマースマーケティングの変化に対応するための重要な新技術を加速させることができるようになります。

KlaviyoはShopifyアプリのトップソリューションであり、このパートナーシップにより、顧客との関係を深める機会をさらに強化することができます。

Klaviyoの方針

「The next era of ecommerce will be marked by a continued shift toward consumer privacy and the forming of strong digital relationships」

原文はこちら

訳：

今後のKlaviyoの方針としては、消費者のプライバシーと強力なできたる関係の形成に向けた継続的なシフトに進みます。連携は、Eコマースの変化に対応した新技術の提供が実現できます。

そもそもKlaviyo（クラビヨ）って何？

• Klaviyoは2012年創立したITスタートアップベンチャー企業
• 世界80カ国以上の265万社がKlaviyoを利用中。
• 1,000人以上の従業員を抱えるKlaviyoは、約7億7,500万ドル(約1,306億円)の資金を調達。また、2021年5月時点では95億ドル（約1兆2,709億円）を調達。
• イギリスの大手一般消費財メーカーUnileverも利用中。
• アメリカのボストンに本社を持つLiving Proofは、Klaviyoを活用して29％メールリストが増加、第3四半期のメールマーケティングによる収益は前年同期比514％増え、メール配信の成功数は同432％増加の実績を持つ。
  
  

Klaviyoを使うと、以下のことができるようになります。

• メルマガ作成と配信
• 顧客行動フローの設定。カゴ落ち等のメール自動配信
• カスタマイズセグメント
• メーリングリストの自動セグメント分け
• メールの開封率やクリック率の効果測定
• SMSでのメルマガ配信サインアップフォームの作成

KlaviyoはShopifyと併せて利用できます。

最も使用されている機能は、顧客のサイト内行動に合わせたパーソナライズなメールの自動送信や、カスタマイズされたセグメントを分けたメール配信です。

GO RIDEは、Klaviyo Partnership Programを通じて正式なパートナーバッジを取得。
Klaviyoは、顧客が持つ専門知識レベルを（シルバー、ゴールド、プラチナム、エリート）の４段階にした分類レベルのパートナーシップ・プログラムを持っていますが、
GO RIDEはKlaviyoのシルバーパートナーを取得しています。

ランクアップすることで、Klaviyoとより密接な関係を築き、最高級のトレーニングプログラムに参加することができ、Klaviyoのリーダーシップチームと直接コラボレーションすることができるメリットがあります。
GO RIDEでも、世界的なクッキー規制の背景から、EC事業者様へのCRM施策のサポートも強化して参ります。

今回の記事は、ShopifyとKlaviyoのパートナー強化についてお伝えしました。

グローバル全体で、Cookie規制という背景から、顧客の同意を得て取得するファーストパーティークッキーデータを活用したメールという手段に改めて注目する企業が増えていますね。

Shopifyは、世界で最も成功している何百万ものブランドを顧客に持つ、Eコマースプラットフォームです。Klaviyoとの戦略的パートナーシップで顧客により充実したEコマースを体験することができます。

この発表について、詳しくはKlaviyoの公式サイトをご覧ください。（記事英語のみ）https://www.klaviyo.com/blog/shopify-strategic-partnership