よく使うShopify用語20選

by Tomoe Onishi

日本でのシェアも加速しているECプラットフォーム「Shopify」
今回の記事ではそんなShopifyでよく使われている用語から20を厳選して紹介します。


Shopifyを導入検討されている、あるいは使用し始めて間もない方の参考にご覧ください!

Shopifyでよく使う用語 - 基本用語編 -

1.Shopify(ショッピファイ)

Shopifyとは、誰でもすぐにECサイトを開設できるECプラットフォームです。世界175ヶ国170万店舗以上で使われ、世界No.1のシェアを獲得しています。
クラウド型のサービスのため、自分でサーバーを管理する必要はありません。
Shopifyはカナダで創業され、海外でのシェア率も高いことから越境・グローバルECにも柔軟に対応が可能です。

2.Shopify Plus(ショッピファイプラス)

Shopify Plusとは、Shopifyの料金プランの一種です。
通常プランの中には、ベーシックプラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3種類があり、料金によってできることが変わります。
その最上位プランとしてShopify Plusがあり、大企業や取引量の多いストア向けに、通常プラン以上に強力な機能が備わったサービスを提供しています。

3.Shopify Partner(ショッピファイパートナー)

Shopify Partnerとは、Shopifyと企業や個人事業主が結ぶ、パートナーシップのことです。Shopifyのパートナーには4つの種類があります。

  1. 構築パートナー
  2. 紹介パートナー
  3. テーマ開発パートナー
  4. アプリ開発パートナー

さらに、パートナーの中でもランクが設けられています。

  • Shopify Experts
  • Shopify Plus Partner

(弊社は最上位の、Shopify Plus Partnerに認定されています!)


Shopifyでよく使う用語 - 構築編 -

4.テーマ

テーマとは、Shopifyでストアを構築するために用いられるテンプレートのことです。無料と有料のものがあります。


Shopifyテーマストアでは、電化製品やインテリア・雑貨などの業界種別や、販売する商品のSKU量、年齢確認認証機能やパンくずリストなど、機能別に絞り込んでテーマを選定することができます。

無料でトライアルできるので、テーマ購入前にデザインや機能のチェックが可能です。

5.セクション

セクションとは、サイトを構築する際にドラッグ・アンド・ドロップで、リッチテキストやスライドショー機能、クリックボタンなどを編集画面(カスタマイザー)に配置することができる、CMS機能のことを言います。
Shopifyでは、理想的なレイアウトをノーコードで構築できます。

6.コレクション

コレクションとは、商品をグループ化し、カテゴリ別に商品を見つけやすいようにする商品管理機能の1つです。
設定方法は手動と自動の両方可能なため、条件を指定し自動的に生成することも可能です。

7.メタフィールド

メタフィールドとは、情報登録(商品マスタ)の欄を任意の場所に追加できる機能のことです。
デフォルトで商品登録の画面から設定できるのは、商品名、説明文、価格、オプション/バリエーションなどになります。
商品の寸法(サイズ)パッケージサイズ商品の重さ(重量)、特記事項などを追加したいときに便利です。メタフィールドは管理画面から簡単に設定することができますが、商品CSVでの一括インポートや編集にはアプリが必要なため、注意が必要です。

8.Shopifyアプリ

Shopifyでは、Shopifyアプリと呼ばれる機能拡張用のサービスです。
デフォルト機能だけでは実現できない課題を様々な開発会社が作成したアプリで解決することが出来ます。


Shopifyアプリストアには2022年時点で6000を超えるアプリがあり、ゼロから機能開発するよりも低コスト、スピーディに実装することが可能です。

弊社でもShopify向けサブスクリプションアプリを開発しています!

ぜひこちらも合わせてご覧ください。

Shopifyの定期購入(サブスク)アプリ「Go SubscRide」とは?


9.Liquid(リキッド)

Liquidとは、Rubyをベースとして作られたShopifyを構築するための独自のテンプレート言語です。Liquidはほかのテンプレート言語同様、HTMLファイルとデータの橋渡しをし、ストアの見た目を開するために必要な言語です。

Shopifyでよく使う用語 - マーケティング編 -

10.Shopify Flow( フロー)

Shopifyストアの運営において、さまざまなタスク・処理を自動化する無料のマーケティングアプリです。
Shopify Flowには豊富なテンプレートがあり、ノーコードで様々なシーンに対応可能です。ストアの在庫がなくなった時に自動でメール通知が届くなど、 EC運用を自動化することによって様々な業務フローを効率化できます。

11.Shopify Markets(マーケット)

Shopifyはこれまでも越境ECで必要な機能は備わっていましたが、「Shopify Markets」では越境・グローバルECサイトを構築する際のターゲットとなる国や地域などが、さらにわかりやすく一貫して設定できるようになりました。
設定できる項目は、ドメインや言語・通貨や価格調整・関税や配送などがあります。
これにより、どんな規模のストアでも簡単に越境・グローバルECを立ち上げることが可能になりました。

12.Shopify Inbox(インボックス)

Shopify Inboxとは、ECサイト上で顧客とコミュニケーションを取ることができ、リアルタイムでやり取りができる機能です。
管理画面からお客様との会話や自動返信の作成、分析などが表示できます。ユーザーは買い物中にストアとリアルタイムなコミュニケーションのやりとりができることにより、顧客体験の向上に繋がります。

13.Shopify オートメーション

Shopifyオートメーションとは、パーソナライズされたメールを作成できるマーケティング機能です。
例えば、カゴ落ちしたユーザーに適切なタイミングで、「商品がカートに入ったまま」ですといった内容のメールを自動で配信することができます。

カゴ落ち、チェックアウト離脱、アップセル、新規会員に向けたクーポン配信から、カスタムフローの作成まで可能です。


Shopifyでよく使う用語 - チェックアウト編 -

14.Shopify ペイメント

Shopify ペイメントとは、Shopifyが提供している決済サービスです。国内主要クレジットカードブランドであるVisa、Mastercard、JCB、American Expressに対応しています。
Shopify ペイメントを利用する一番のメリットは、決済手数料以外の追加料金が生じず、取引手数料や振込手数料などが不要な点が挙げられます。

15.Shop Pay

Shop Payとは、お客様がメールアドレスやクレジットカード情報および配送と請求の情報を保存できる機能のことです。

Shop Payを有効化しているストアで買い物をするとき、保存した情報を使用して簡単に決済ができます。
チェックアウト時に時間短縮となり、購入までの動線へストレスなくつなげることができます。

16.Shopify POS(ポス)

Shopify POSとは、Shopifyが提供しているPOSシステムです。アプリをインストールして設定するだけで利用可能です。
実店舗とECサイトでの販売管理や在庫管理、顧客管理などを、連携させて一括管理することが可能です。

Shopifyでよく使う用語 - EC業界でもよく使われる用語編 -

17.フルフィルメント

フルフィルメントとは、一般的には「お客様が商品を注文してから手元に届くまでに発生する業務」を指します。「入荷、検品」「棚要れ、商品保管」「コール業務、受注処理」「ピッキング」「検品」「梱包」「発送」のうち、Shopifyと外部システムを連携することでふルフィメント業務の簡略化を実現することも可能です。

18.ロケーション

Shopifyにおいてのロケーションとは、商品の出荷場所のことを指します。一貫してストアの所在地から発送している事業者様は設定不要ですが、複数の商品出荷場所がある場合、それぞれの倉庫を登録し、必要に応じて在庫引き当てすることが可能です。

19.マーチャント

商品販売やサービス提供を行う個人や企業のことを指し、ShopifyではECサイトを運営するショップ様のことをマーチャントと呼んでいます。

20.マルチチャネルコマースプラットフォーム

マルチチャネルとは、自社ECだけでなくInstagramなどのSNSプラットフォーム、Amazonや楽天などのオンラインマーケットプレイス、実店舗など、複数の媒体や経路を複数持つことを指します。


Shopifyは様々なチャネルと連携することで販路を増やし、それらすべてをShopify上で一元管理することも可能なプラットフォームです。個人から大企業まであらゆるECビジネスに最適で、ビジネスの立ち上げから成長に必要なすべてのツールとサービスが揃っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。皆さん、既に知っているShopify用語はありましたか?


弊社はShopify Plus Partnerに認定されており、ECサイトに関するお悩みをワンストップで支援します。


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Tomoe Onishi

Tomoe Onishi

株式会社GO RIDE 取締役 CCO (Chief Creative Officer )

国内外多数のECサイトデザイン、UI/UX設計を担当。EC運用マネージャーの経験から、マーチャント、エンドユーザー目線のデザインを得意とする。

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