Shopifyの定期購入アプリGo Subのまとめ払い機能とは?メリットも解説
サブスクサービスが増えている昨今、Shopifyストアで定期購入アプリの導入を検討している方もいるでしょう。さまざまなアプリがある中、どのアプリが自社に合っているのか悩んでいる方もいるかもしれません。そんな方には、豊富な機能を持っている定期購入アプリ「Go Sub」がおすすめです。
この記事では、Go Subの概要やGo Subの「まとめ払い機能」を中心に解説します。
Go Subとは
Go Subとは、Shopifyを利用する国内の事業者向けに提供されているShopifyの定期購入アプリです。Go Subを利用することで、サブスクサービスの品質を高め、継続的な売り上げを実現できます。
特徴
Go subの最大の特徴は、月額無料で導入できる点です。
サブスクサービスをどれだけ利用してもらえるか分からない初期段階では、できるだけ費用を抑える必要があります。Go subでは、月額無料のスタータープランを用意しているため、サービスを立ち上げたばかりの事業者でも安心して導入できるでしょう。
また、英語だけでなく日本語にも対応している点も特徴です。Shopifyは世界175ヶ国以上で展開されており、提供されているアプリの中には日本語に対応していないアプリも数多く存在します。
Go subであれば、管理画面や顧客への通知など全ての機能で日本語対応しているため、英語に不慣れな管理者でも不自由なく利用できるでしょう。
2024年5月にGoSubの料金が改定されました。
詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください!
【該当記事はこちら】
【新料金プラン】Go Sub | 定期購入 | Subscription アップデート
主な機能
Go Subには、自社に合わせたサブスクサービスを提供できるさまざまな機能が実装されています。サブスクのプランの作成はもちろん、購入するサイクルや割引価格や回数指定割引などの設定も可能です。作成したサブスクのプランは、グループ化して既存の商品ページに簡単に追加できます。
また、顧客が契約しているサブスクの商品の追加や変更や削除、送料や配送先やお届け日時の変更といった管理も可能です。
ダッシュボードでは、数値やグラフで表された総契約数や売り上げの合計や解約率なども一目で確認できます。その他、顧客・店舗への通知設定や顧客のアカウントページなどの設定も可能です。
手数料・利用料金
Go Subのプラン別の利用料金と手数料は以下の通りです。
STARTER Plan |
GoSub Plan |
Standard Plan |
Premium Plan |
Enterprise Plan |
|
月額利用料 |
無料 |
$39 |
$79 |
$119 |
$400~ |
販売手数料 |
2% |
無料 |
|||
契約数 |
無制限 |
1,000件まで |
5,000件まで |
10,000件まで |
10,000件以上 |
なお、全ての料金はUSD(アメリカドル)で30日ごとに請求されます。また、Standard Plan・Premium Plan・Enterprise Planは契約件数によって料金が変動します。
プランの設定作業も必要になるため、契約件数が月に1,000件以上で移行希望のお客様事業者はGo Subに問い合わせましょう。
Go Subにはまとめ払い機能がある
2024年5月27日のアップデートにより、Go Subにまとめ払い機能が追加されました。まとめ払い機能の追加により、以前では実現が難しかった販売形態でもサブスクサービスを提供できるようになります。
弊社ではGoSubのアップデートがあれば詳細記事をアップしております。
まとめ払いに関するアップデートに記事も併せてご確認ください!
【該当記事はこちら】
【まとめ払い機能】Go Sub | 定期購入 | Subscription アップデート
まとめ払い機能とは
まとめ払い機能とは、サービスの利用料をまとめて払える機能です。
Go Subの場合、「注文サイクルと異なる請求サイクルを設定する」を有効にすることでまとめ払い機能を利用できます。例えば、5,000円の商品を毎月自宅に届けてくれるサブスクサービスの場合、毎月5,000円払わなければなりません。
一方、まとめ払い機能であれば3ヶ月に1回15,000円を支払うことで、同様のサブスクサービスを利用できます。
また、配送料を各注文ごとに請求するか請求サイクルごとに請求するか選ぶことも可能です。
なお、注文サイクルと請求サイクルはそれぞれ異なります。例えば、毎月商品を自宅に届けてくれるサブスクサービスを1年間まとめて払う場合、注文サイクルは1ヶ月に1回、請求サイクルは12回です。
その他、設定料金の間違いにも注意しましょう。注文サイクルが1ヶ月に1回、請求サイクルが3回の商品の価格を5,000円に設定した場合、請求される料金は15,000円ではなく5,000円になります。
【詳しくはGoSubまとめ払いのヘルプページへ】
https://goriderep.com/pages/go-sub-lump-sum-payment
まとめ払い機能は他の機能とも組み合わせできる
まとめ払い機能は、Go Subの最低・最高購入回数や回数指定割引、2回目以降の注文日時固定機能などと組み合わせられます。
例えば、注文サイクルが1ヶ月に1回、請求サイクルが3回の5,000円の商品に初回半額を適用した場合、以下のようになります。
初回注文:2,500円
2回目の注文:0円
3回目の注文:0円
4回目の注文:5,000円
5回目の注文:0円
6回目の注文:0円
7回目の注文:5,000円
ただし、これらの機能は請求サイクルではなく、注文サイクルに適用されることに注意です。
例えば、注文サイクルが1ヶ月に1回、請求サイクルが3回の商品の最高購入回数を5回に設定している場合、5ヶ月で契約が自動的に解約されます。
まとめ払い機能のメリット
まとめ払い機能は、事業者と顧客双方にメリットがあります。
事業者はまとめて買ってもらうことで、数ヶ月分の売り上げを確保できます。余分に買ってもらえる可能性も高まるため、売り上げも向上するでしょう。特に、長期間保存できない商材を販売している事業者にとって大きなメリットです。
また、顧客もまとめ払い機能を利用することで、毎月の面倒な支払いを一度に済ませられます。決済手数料や振込手数料が掛かる回数も減らせるため、長期的に見て節約になる可能性があります。
まとめ払いがおすすめの業界
まとめ払い機能には数多くの魅力がありますが、中でも効果的に活用できる業界では大きなメリットをもたらすでしょう。
ここでは、まとめ払いがおすすめの業界を紹介します。
飲料
まとめ払いは、飲料を提供している事業者におすすめです。
飲料は日常的に使用される商品であり、消費するサイクルも比較的早い傾向にあります。また、飲んだことがある飲料も多く存在するため、安心して購入されやすいのも特徴です。
健康食品
まとめ払いは、健康食品のサブスクサービスを提供している事業者にも向いています。
継続的かつ長期的に利用することで効果が期待できる健康食品は、まとめ払いとの相性が良い商材です。また、一度に使用できる量も限られており、顧客にとっても購入する量が推測できるため、まとめて支払うことに抵抗感も少ないでしょう。
まとめ
Go Subは豊富な機能を持っている他、月額無料で完全日本語対応であることが特徴です。
機能の一つであるまとめ払い機能を使えば売り上げの向上が期待でき、より柔軟なサブスクサービスを提供できます。特に、飲料業界や健康食品業界の事業者におすすめです。
Go Subを活用して、売り上げの向上やサブスクサービスの成功につなげましょう。
【GoSubについて】
弊社ではGoSubの新機能や活用法についても日々記事を更新中です!