【2024最新版】AIツールにはどんなものがある?

by Takushi Matsuura

2023年は「AIツール」元年と言われています。



2022年に登場した文章生成AIツール「ChatGPT」を筆頭に、AIが人間社会に入ってくる場面が急激に増えてきたと思いませんか?


そんな状況に接していると、「AIツールに興味が出てきた」「仕事にAIツールを取り入れたいけど沢山あって選べない」と感じる方も多いと思います。


そこで今回は、2023年最新のAIツールをご紹介いたします。


Man thinking about AI
Image by Alexandra_Koch from Pixabay ​​

AIツールとは?

AIツールとは、人工知能技術を応用した様々なソフトウェアやアプリケーションのことを指します。


AIツールは自然言語処理や機械学習、画像処理や音声認識、ロボット工学などの分野で人間の判断や思考を模倣することで多彩なタスクを自動化し効率化できます。


例として、自動翻訳アプリ音声アシスタント画像認識ツール自動運転システムなどが挙げられます。


ビジネスや産業、医療や教育、家庭などさまざまな場面でAIツールは活用されており、業務自動化や最適化、コスト削減や品質向上などを実現しています。


2023年の最新AIツール

ここからは、2023年の最新AIツールを9個紹介します。

intelligent computer
UnsplashSteve Johnsonが撮影した写真 ​​

ChatGPT(GPT-4)

ChatGPTは、OpenAIが開発した言語モデルの一種です。


最新版のGPT-4は、数万億のパラメーターを持っていて、自然言語処理の分野で類を見ない高い性能を誇ります。ChatGPTは文章の自動生成や文章の意味を理解した返答ができるだけではなく、対話型AIアプリケーションとしても活用されており、カスタマーサポートやパーソナルアシスタントなどの分野で有用なツールとして注目が集まっています。


今後ChatGPTが発展することで、より複雑な問題に対応できるようになり、より人間に近い自然な対話ができることが期待されています。


日経トレンディの選ぶ2023年ヒット商品の一位にも選出され、今後も様々な分野で目にすることでしょう。


Canva

Canvaは写真や動画の編集が可能なデザインツールです。
テンプレートが豊富にあり、デザインに触れた経験が少ない人でも簡単に直感的に利用できます。


そんなCanvaにもAIツールが搭載されています。


Canvaに直接、ワードを入力すると、AIがそのワードの画像を生成してくれます。画像のスタイルも自由に選択できるので、イメージ通りの画像がすぐに生成されます。


サイト内で使用する画像などが不足している場合はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。



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Prediction One

Prediction Oneはソニーが提供するAI予測ソリューションです。Prediction Oneを活用することで、ビジネスや社会問題を解決するための予測モデルを簡単に構築できます。


データ前処理の段階で必要データの変換や統合、集計をノーコードで簡単に行えるので、時間と手間を省けます。


Prediction Oneはユーザーにとって非常に使いやすいツールで、データ加工に慣れていないユーザーでも予測分析の準備を整えられます。


T-400

T-400は、ロゼッタが提供する独自の翻訳AIです。


法務や医薬など2000以上の専門分野に対応しており、非常に精度の高い翻訳が可能です。


また、ファイルの翻訳にも対応しており、PDF・Word・Excel・Powerpointなどのビジネスシーンでよく見かけるファイルは、ドラッグ&ドロップで丸ごと翻訳してくれる、手間をカットする機能が搭載されています。


voitra

voitraは、音声や動画のAIによって文字起こしできるツールです。


上位のサービスであるブラッシュアッププランを利用すると、句読点・改行を適切に差し込んだり、フィラーワード(「あのー」・「えー」などの言葉)の除去を行なってくれます。


翻訳機能も今後実装されるとのことで、動画コンテンツの多い時代には欠かせない技術になるかもしれませんね。


チャットプラス

チャットプラスは、多彩な機能を備えたビジネス向けチャットボットツールです。


チャットプラスを利用することで、WebサイトやSNSに24時間対応のカスタマーサポートや問い合わせ対応が実現できます。


初期費用が無料で、月額1,500円~と料金設定が低いことも特徴です。最安プランにはAI非搭載ですが、上位プランではAIが搭載されています。


数種類のプランからユーザーの規模や必要な機能に応じて最適なプランが選択可能で、中小企業や個人事業主にも手軽に導入できるチャットボットツールとして、今後の成長が注目されています。


pickupon

pickuponは、通話内容を記録してくれるツールになっています。


通話内容を自動で、音声化・テキスト化して、電話営業での情報をチーム全体に漏れなく共有できるようになっています。


また自動で作成されるテキストは、AIが重要な部分をピックアップしてくれるので、チームへの共有もかなりスムーズになります。


Soolie

Soolieは、R SQUARED株式会社が提供するマーケティング担当者向けのAIツールです。


Soolieはオンライン・オフライン広告における最適な広告予算配分を算出できるので、企業は効率的かつ最適な広告戦略を実施できます。


Soolieは、誰でも簡単に利用できるように設計されていて、自社の課題解決につながる機能があることがポイントです。広告効果を最大化するために必要な広告予算を算出して、キャンペーンの成果を最適化するための施策提案も行います。


オフライン広告の効果測定が行えるので、さまざまな形態の広告をお考えの企業におすすめのツールです。


PicWish

PicWishは、写真の画質をAIで高品質化するサービスです。


スマートフォンで撮影した写真の画質向上に効果的で、背景透過や消しゴム機能があり、ロゴや商品画像の加工に活用できます。


PicWishはオンライン上で利用できるので、プログラムやアプリのダウンロードは不要で気軽に利用できます。


TensorFlow

TensorFlowは、Googleが開発したオープンソースの機械学習のソフトウェアライブラリです。


ニューラルネットワーク・ディープラーニングを含むさまざまな機械学習アルゴリズムを実装するために使用されています。


TensorFlowは、分散処理にも対応しているので、複数のマシンを使用して大規模なデータセットの処理も可能です。


Google内での画像検索・音声認識技術にも使用されており、このツールが適用される分野は今後さらに広がりを見せていくと考えられます。


まとめ

Brain on Display
Image by Alexandra_Koch from Pixabay ​​

AIツールをビジネスや社会に活用することがますます身近になってきている現在。


AIツールを活用することで生産性や効率性の向上、新規事業の創出など多くのメリットを得られます。


社会でもAI技術は医療や農業、交通など多くの分野での活用が期待されていて、より良い社会の実現に向けた取り組みが進んでいます。


今回紹介したAIツールを活用して、新たな分野の開拓を進めてはいかがでしょうか。


Takushi Matsuura

Takushi Matsuura

Account Manager

LA→Yokohama

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