コピーライティングとは?初心者用コンプリートガイド
今コピーライティングを書き始めようとしているそこのあなた!そもそも、"コピーライティング” とは一体何なのか理解していますか?
コピーライティングは、「消費者の購買意欲を掻き立てる言葉の科学」です。商品やサービスを売るためには、どのような言葉が興味・購買意欲を生むのか、消費者の心理を考えなければなりません。そのため、話を伝えることが目的であるブログなどとは根本的に異なります。
では早速、コピーライティングについてどこで使われているのか、どうやって書けばいいのか、この記事でサクッとご紹介します!
1.コピーライティングはどこで使われる?
まず、コピーライティングが、具体的にどんな場面で使われているのか考えてみましょう。
【PPC広告】 おそらく、今一番目にすることが多いのはこれではないでしょうか?Google AdsやFacebook Ads、Yahoo!リスティング広告、LINE上の広告などなど。このような広告上のコピーは短く、かつ興味を引くものである必要があります。2つの異なるコピーで広告を作り、どちらの広告がよりコンバージョンが高いかなど、ABテストをすることもよくありますね。
【ランディングページ】 LPの中では、比較的長い文章を書くことになります。その中で、どのようにして消費者に商品の魅力を的確に伝え、購買意欲を掻き立てるのかがコピーライターの腕の見せ所となります。また、良いランディングページを書くことによってSEO改善にも繋がります。
【Eメール】 溢れかえったEメールボックスの中で、あなたの送ったメールを開いてもらうためには、何が必要でしょうか。そう、良いコピーライティングです。まず、タイトルはわかりやすくキャッチーである必要があります。また、文章は一番始めの文がキャンペーン成功へのキーとなります。SNSにもコピーライティングは使われています。文章、又は画像の中などに、説得力があり興味を引くコピーを書きましょう。また、SNS上の一貫性なども重要ですね。
【商品ページ】 商品ページまでお客様が来てくれたとしても、そこに書いてあるコピーの良し悪しによって売れ行きは大きく変わるでしょう。
2. コピーライティング上達のコツ
では早速、コピーライティング上達に向けて特訓しましょう!以下の4つのポイントをご紹介します。
- 商品・サービスを理解する
- マーケットを理解する
- ふさわしいキーワードを知る
- ”いい” コピーとは
✔ 商品・サービスを理解する
あなたの商品を誰かに買って欲しいのであれば、まず自分自身がその商品について徹底的に理解することが重要です。あなたの商品が何であろうと、どこに掲載するコピーであろうと、コピーライティングを書くときののSTEP1はこれです。その商品の何が他より優れているのかを知らないとカスタマーにそれを伝えることはできませんよね。
これを最初にはっきりさせるために、次の3つの質問の回答を書き起こしましょう!それぞれ答えは2,3文程度にシンプルにまとめられるとGoodです。私も、以前GO RIDE Newsの記事でも取り上げた、出荷管理システムのShip&coを例として、実践してみたいと思います。
1.それはどんな商品ですか?
まず、単刀直入に、商品を説明してみましょう。
2.その商品の特徴はなんですか?
他の商品にはないあなたの商品の特徴を挙げてみてください。これもシンプルな回答でOKです。
3.その商品から得られる利益はなんですか?
商品理解をするとき、このポイントが非常に重要になります。商品の良さを上げるだけでなく、それによってカスタマーが何を得られるのか?考えてみましょう。
商品について理解が深まったら、次のステップへ進みましょう。
✔ マーケットを理解する
STEP2です。あなたが一体誰に対してそのその商品を売ろうとしているのか、深く知りましょう。これが重要な理由は、求めている価値や期待、ニーズは人によって様々だからです。そのために探るべきは、以下の3つです。
- 誰が顧客となるのか?
- 顧客が何を探しているときにあなたの商品にたどり着くのか?
- 顧客はあなたの商品の何が気に入るのか?
私もShip&coを例にこれを書いてみました!
✔ ふさわしいキーワードを知る
商品とカスタマーに対する理解が深まったら、次はその商品にふさわしいキーワードを調べていきましょう。
キーワードのリサーチにとっても役に立つツールには、無料のものだとGoogle Trends、Google Keyword Plannerなどがあります。Google Trendsについては、前回の記事で紹介していますので、まだ読んでない方はこちらも要チェックです!有料のものだと、Ahrefsのようなツールがおすすめです。
このようなキーワード検索ツールを使って、人々がどのようなキーワードで自分の商品に関連したことを検索しているのか、調べてみましょう。
例えば、
私の商品が姿勢が悪くなりにくいデスクチェアだとします。Google Keyword Plannerで調べてみると、、、"デスクチェア 疲れ ない” と検索している人が一定数いることがわかりました。これを踏まえて、この商品のLPにはこれら3つのワードを盛り込んでいくことにします!
といったキーワードリサーチの方法が考えられます。
このキーワードについては、様々なパターンで比較検討をしてみるのがよいでしょう。そうして、自分の商品に一番マッチするベストなキーワードを見つけましょう。
✔ “いいコピー” とは?
これまでのリサーチ作業を終えたら、いよいよライティング作業を始めましょう!質のいいリサーチは質のいいコピーの近道です!以下の5つのポイントに特に注意してみてください。
- オリジナリティ:インターネットには同じような宣伝文句が溢れています。その群れの中のひとつにならないように心がけましょう。
- 説得力:おすすめの構成は、顧客が得られる最終的な価値→ベネフィット→商品の特徴の順で書いていくことです。
- CTAの設置:そのまま顧客を誘導すべく、CTAを設置しましょう。ボタンのスタイルやテキストを変えてみてA/Bテストをしてみるのも大切です。
- シンプル&カジュアル:商品にもよりますが、基本的にはごちゃごちゃしすぎ、又はかしこまりすぎのコピーは避けましょう。
- 商品の価値をしっかりと伝える:もちろん、あなたの商品の良さをしっかり正確に伝えることを忘れてはいけません!
最後に、さすが!なコピーライティングの例をご紹介します。つい最近発売されたばかりの iPhoneSEのページです。全体にフレンドリーなトーンで、親しみが持てます。私もつい下まで読み進め、買ってみたくなりました。(汗)
3. まとめ
コピーライティングは、決して簡単なものではありません。しかし、コツを覚えて練習をすれば改善されていくはずです!おすすめの本もこちらで紹介しておきますね。
・ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則/ジョン・ケープルズ (著)
・全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術/ジョセフ・シュガーマン(著)
・セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで/ロバート・W・ブライ (著)
コピーライティングを改善し、売上げアップを目指しましょう!
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