[Tech] Shopify Unite2018を体験 & Shopifyの新機能まとめ!
2018年5月7日〜9日にカナダはオンタリオ州トロントで開催された、Shopifyパートナーと開発者のカンファレンス「Unite」に参加してきました。
これからの Shopify の新機能の発表に加えて、After Party 有り、Japan Team でのディナー有り、お土産有りと
全体としてとても楽しめるカンファレンス Unite 2018 でした!
そしてカナダの首相 ジャスティン・トルドーが、Shopify CEO Tobias Lütke(トビアス ルートク)とサプライズ登壇!!
会場が沸きました!
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018
Shopify管理画面にてキャンペーンを作成して、よりスマートでマルチチャネルに配信されるデジタルマーケティングキャンペーンを作成できるようになります。
※2018年夏リリース予定
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018
Shopify PlusのShopify Paymentsからスタートし、最終的にはすべての販売プランに展開される予定です。さらに多くの通貨が追加される予定です。
※2018年秋リリース予定
またローカル支払いソリューションを展開。
多くの国で、クレジットカード以外のさまざまな支払い方法が使用されているため、地域によるお支払い方法を選択することができます。
GO RIDEではShopifyでECサイト制作・運用を行っております。 是非お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ・取材依頼はこちらから
BreakfastとLunch 全て毎回提供されたのは嬉しかった、カンファレンスのご飯って美味しくないことが多いですがShopify Unite は健康的でフレッシュでした。 さて今回発表されたShopifyの新機能や内容をまとめましたのでぜひご覧ください。 (参照元: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 )
1. 新しいマーケティングソリューションによる販売促進
◯新機能1 マーケティングできるキャンペーンの作成
◯新機能2 Shopify Pingによるカスタマー対応
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Shopify Ping はモバイル上で顧客とのやりとりの管理、マーケティングワークフローの管理、etcが管理できるアプリです。 Pingを通してFacebook Messenger,Rep.ai そしてChat Kitなどを利用した顧客との会話をまとめて効率的にやりととりすることが可能です。 さらにShopify Pingアプリには、マーケティング活動の計画・作成・管理に役立つ、Kit(キット)と呼ばれる仮想ビジネスアシスタントが組み込まれています。 KitはFacebook広告・Instagram広告・メールキャンペーンなどを実行でき、クライアントはShopify Ping内のチャットインターフェースを介してKitと話をすることができます。 ※2018年夏リリース予定◯新機能3 新しい割引タイプで売上を増やす
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Buy One、Get One:「BOGO」タイプの割引を開始することで、追加購入品の割引や無料の製品を提供することができます。 たとえば、「1つのアイテムを購入し、50%割引で2番目のアイテムを受け取る」というような割引が実施できます。 数量割引:顧客が購入する最小限の商品数、またはカートが最低ドル価格を上回っているかどうかに基づいて、特定のパーセンテージ割引、ドル値割引、または無料配送を簡単に提供できるようになりました。 たとえば、「100ドル以上購入に対し、カート価値の20%割引」などを実施できるようになりました。2. 傑出した顧客体験を提供する小売の改善
◯新機能4 Shopifyの新しいタップ&チップリーダー
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Shopifyによって構築されたタップ&チップリーダーは数秒でApple PayやGoogle Pay-inなどのクレジットカードやモバイルウォレットからの非接触決済を処理できるワイヤレスデバイスです。 バッテリー充電により最大1週間まで使用できるそうです。 ※2018年秋にリリース予定 このデバイスによりシームレスにshopify の販売エコシステムとオフラインでの小売がシンク(同期)できるようになります。◯新機能5 新しいShopify POS機能
・Shopify POSのマルチチャネル返品と交換 出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 店頭またはオンラインで購入した顧客からの店内での返品と交換を店舗で受け入れることができるようになりました。 お客様の初期販売の仕方に関わらず返品と交換をスムーズにすることで、顧客との関係を深めることができます。 ・優れた顧客サービスのためのPOSチップ 出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Shopify POSでチップを有効にする機能 顧客の小売店舗でPOSを介してチップを開けることができます。 ティッピングは、顧客が店内を訪問した後すぐにフィードバックを提供 ※2018年夏 ・顧客ビューなPOSアプリケーション 出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Android搭載端末で利用可能な顧客ビューアプリを開発中です。 このアドオンは顧客に注文の明確な表示を提供し、チェックアウトの経験をより魅力的にすると同時に、顧客の信頼を失う可能性のある間違いを回避するのにも役立ちます。 ※2018年夏3. 複数のロケーションを持つ販売店の在庫を一括管理
◯新機能6 それぞれの在庫を管理し、注文を処理(Locations)
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 複数の場所にまたがって販売している場合、Shopify内で在庫を効率的に追跡・管理することができるようになります。 またロケーションでは、顧客が注文処理プロセスを最適化することもできます。 つまり、注文で異なる場所に保管されているアイテムが含まれている場合、その注文を複数の出荷に分割します。 ※2018年夏リリース予定◯新機能7 Shopify POSの小売店舗
Shopify POSを使用している人は、さまざまな店舗でどのくらい売れたかを常に把握している必要はありません。 それぞれの販売後、在庫は自動的に調整され、店舗には、場所ごとの在庫の状況を明確に把握できます。 出荷ピックアップ(Shipping Pickup)は、販売者(Merchant)がワークフローを簡素化するのに役立ちます。 米国を拠点とする販売者は、UPSおよびDHLの出荷のためにオンデマンドでのピックアップをスケジュールできるようになりました。 さらに、Locationsがサービス開始されるようになると、販売者は、出荷先を選択する場所を指定することができます。 ピックアップがいつどこで行われるかを選ぶことができるため、Shopify内からの出荷をすべて管理することができます。 最小量、低コスト、および便利なビルトインで、どこからでもピックアップができることで、クライアントの時間を節約できます。4. Shopify Plusを使用して業務の効率化を支援
◯新機能8 Shopifyフローのコネクタ(Flow)
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Shopify Flowは数回のクリックでタスクとプロセスを自動化する視覚的なワークフロービルダーです。 これまでにShopify Plusは約1億5,000万のワークフローを自動化しています。 より業務を最適化するために、Shopify Flowのコネクタを作成する機能が開始されます。 Flowの自動化プラットフォームには、毎日使用するビジネスに活用するための支援機能が追加されました。 コネクタを作成することで、Shopify Flow App Storeコレクションのコネクタに記載されているアプリケーションの1つのイベントまたはアクションからワークフローを開始および終了することができます。 Shopifyパートナーの場合、コネクタはアプリリンク表示オプションを使用して作成されるため、トリガーやアクションを簡単に作成して、既にアプリを使用している販売者向けに簡単に作成できます。◯新機能9 Transporterの紹介:新しいデータ移行ソリューション
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 ・Transporterのコマンドラインツール このツールを使用すると、従来のプラットフォームデータをShopifyに適したCSVに変換できます。 複雑なデータや不規則なデータがある場合も問題ありません。 提供された変換スクリプトをカスタマイズして、残りの部分を利用することができます。 ・Transporter app ショップの情報をShopifyに読み込みます。 このアプリは、受注やメタファイルを含む複数のオブジェクトをサポートする、100MBを超えるファイルをアップロードする、標準APIよりも10倍高速に実行するなど、ネイティブのCSVインポートよりも多くの利点があります。5. 越境による支払い機能がより充実
◯新機能10 Shopify Paymentsの複数通貨
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 Shopify Paymentsは、顧客にAUD、EUR、JPY、SGD、USD、CAD、HKD、NZD、GBPの商品リストとチェックアウトを表示する機能を提供します。 ローカライズされた通貨では、Shopify Plus加盟店は現地通貨で販売し、優先通貨で決済することができます。 これらの通貨はすべてShopifyで管理することができます。◯新機能11 Shopify Paymentsを詐欺から守る(Fraud Protect)
出典: What's New at Shopify: Wrapping up Unite 2018 近いうちに米国では注文に対しクレジットカード詐欺防止機能を有効にすることができるようになります。 Fraud Protectは、詐欺により注文が不正と判断された場合は、払い戻しが自動的に行われます。GO RIDEではShopifyでECサイト制作・運用を行っております。 是非お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ・取材依頼はこちらから