VRで商品を体験できる！メタバースECとは？

現在Shopify創設者であるラス・マシュマイヤー氏はAppleのVision Proを使用した「空間コマース」に関するデモンストレーション動画を公開しています。

「空間コマース」は仮想現実（VR）や拡張現実（AR）を利用し現実世界と同じような体験が可能です。

そのためユーザーは実際に目の前に商品があるかのように、オンライン上でショッピングが可能となります。

今回はそんなメタバース×ECについてお伝えします！

形はヘッドマウ ントディスプレイと呼ばれるゴーグル型の機器で、三次元の空間をインターフェースにして体験を可能にする「空間コンピューター」です。空間オペレーティングシステムのvisionOSを掲載しており、デジタルコンテンツが自分の目の前に存在しているかのように体験することが可能となります。

AppleのVision Proは通常のVRヘッドセットとは違い、ゴーグル型の身につけるコンピューターがコンセプトとなっています。

Shopify の創設者であるラス・マシュマイヤー氏はXにて、このVision Proの試着体験をデモンストレーションした動画を紹介しててます。

ECサイトからのショッピングで懸念されていたのが、実物が見れないことによる不安ではないでしょうか。

そういった不安を取り除き、いつでもどこでも実物に近いものを見てから購入できる機能がこのメタバース×ECです。

ラス・マシュマイヤー氏のXはコチラから

またXでは、Appleの「FaceTime」に組み込まれているSharePlayという機能で友人と一緒に仮想空間でショッピングをしている体験の動画もアップしています。

通話アプリであるFaceTimeの機能で、通話をしながら画面を共有したり動画を一緒に見ることができます。

また動画の再生や停止は同期されるため、リアルタイムで一緒に体験することが可能になる機能です。

続いてAppleの「Room Plan」を用いて店舗にある家具を実際の自宅に配置して確認できる体験動画もアップされています。

この機能では部屋をリセットして新しい家具を配置することで新しい内装をお試しで体験することが可能です。

iPhoneとiPadのカメラとスキャナーを利用して部屋の3D見取り図を作成する、ARKitで動作するAPIのことです。

家具の種類や部屋のサイズ等をスキャンしてかなり高度な見取り図を作成することが可能です。

これらのコンセプトは「望ましい未来」として今後の実現に向けて現在模索中とのこと。

現在掲げられているビジョンの空間コマースが実現すれば、EC業界の大きな変化を起こすこととなります。

日々デジタル技術が進歩していく中で、より便利にショッピングができるサービスが生み出されています。

近い未来にメタバース×ECがShopifyで実現可能になれば、どんどん可能性が広がりますね！

今回は画期的なVision Proを利用したメタバースECについてご紹介しました。