Shopifyでコーポレートサイトも作れる！事例を含めてメリットを解説

Shopifyは主にEコマースのプラットフォームとして知られていますが、コーポレートサイトの制作にも利用が可能です。

Shopifyは柔軟なプラットフォームであり、テーマやアプリを利用してさまざまな機能を追加することができます。

今回は、Shopifyでコーポレートサイトを制作するメリットを実例を交えて解説します！

Shopifyでコーポレートサイトを制作するメリットは7つあります。

• 月額費用が安い
  • 3,650円/月から利用可能
• ノーコードで制作運用が可能
  • ウェブサイト制作でネックになってくるコード編集が不要
• 優れたデザイン性
  • 多様なテーマからお好きなデザインを選択
• 高い拡張性
  • ビジネス形態に合ったアプリと連携
• サイト分析・マーケティング
  • 標準機能のサイト分析
• SEM/SEOにも強い
  • 特別な知識不要でSEOに強いサイトを構築
• グッズ販売やメンバーシップの販売も
  • グッズや「物」以外の販売も可能

上記7つについて、詳しく解説していきます。

月額費用が安い 

Shopifyの利用料は月額3,650円～（ベーシックプラン・年払いの一ヶ月料金の場合）となっています。

通常、ウェブサイトを制作する場合サーバー契約、WordPressなど のCMS（コンテンツマネジメントシステム） をインストール、構築、運用…という様々な手順を追う必要があります。

Shopifyではその全てがワンステップとなっているため、面倒な設定は必要ありません。

プランを契約した時点で CMS（コンテンツマネジメントシステム） がすでに使える状態になっており、後述するように ノーコードでデザイン性の高いウェブサイト を制作する事ができます。

標準機能だけであればプラン料金を上回ることはありません。

また、全てのプランで 無制限のストレージ が確保されています。（無制限のストレージってすごいですよね！）

ノーコードで運用可能

コーポレートサイトを作るとなるとHTML・CSS・JavaScriptなど、専門的なコーディングの知識が必要となってくる場合がほとんどです。

その反面、 Shopifyではノーコードでページをカスタマイズ することができるため専門知識は不要。

画像やテキストの挿入・入れ替えを管理画面から直感的に操作する事ができます。

優れたデザイン性

上記でノーコード編集が可能と書きましたが、地味だったり流行りでないデザインのサイトだと意味がないですよね。

Shopifyでは多種多様なテーマが準備されており、その多くは無料で利用することができます。

無料と言っても侮れません。そのどれもが大変デザイン性に優れており、イチから制作しようと思うと何か月もかかってしまうようなサイトがすぐに完成します。

もちろん有料テーマも充実しています。無料テーマでは実現しづらいより一層洗練されたデザインでページを制作することが可能です。

無料・有料問わず、「かゆいところに手が届く」ようなデザインにするためにはコード編集によるカスタマイズも可能。

GO RIDEではエンジニアがご希望にあったデザインとなるようカスタマイズいたしますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

高い拡張性

Shopifyには「アプリ」と呼ばれる、 サイトを拡張する機能 が様々用意されています。

例としては

• サブスク販売に最適なGoSub

• メールマーケティングに最適なKlaviyo

• Shopify標準搭載のブログ機能を拡張するBloggle

• お気に入り機能をサイトに追加できるWishlist

などなど、無料で使える物もたくさんあります。それぞれのビジネスに合ったアプリを探してみてくださいね。

サイト分析・マーケティング

通常、コーポレートサイトを制作しサイト分析を行おうと思うとGoogle Analyticsなどの設定が必要になってきますがShopifyでは不要。標準機能としてサイト分析 の機能が備わっています。

サイトへの訪問数を表すセッション数に加え、訪問者のロケーション・デバイス・訪問元のURLや、どのページに最初に訪れたかを表すランディングページも数値とともに表示されます。

もちろん高度な分析を行いたい場合はGoogle Analyticsの設定をすることも可能です。

SEM/SEOにも強い

ここで簡単にSEMとSEOの違いについてご説明します。

SEMは（Search Engine Marketing） の略で「検索エンジンマーケティング」、

SEOは（Search Engine Optimization） の略で「検索エンジン最適化」と訳されます。

SEOはオーガニック検索（ユーザーがGoogle等で検索してWebサイトを探すもの）でのサイト流入向上に重点を置いた最適化で、具体的にはキーワード選定や内部リンク構築、被リンク獲得などが挙げられます。

SEMはオーガニック検索に加え、ディスプレイ広告などの有料広告を用いてユーザーのサイト流入を向上させるためのものです。

ShopifyではSEO設定の必須項目でもあるタイトルやメタ情報もノーコードで更新でき、xmlファイルも自動生成されます。詳しい知識がなくても対策が可能な機能が備わっており、より高度な機能を持たせたい場合もアプリなどで拡張することが可能です。

グッズ販売やメンバーシップの販売も

ShopifyはECに特化して作られたプラットフォーム。

コーポレートサイトを制作後、ノベルティグッズなどの物やeBookなどのデジタル商材、セミナーやイベントのチケット、メンバーシップなどの会費をサブスク機能で販売することができます。

将来的なビジネス拡大に向けて、今のうちからShopifyでコーポレートサイトを制作してみませんか？

実は、GO RIDEのコーポレートサイトもShopifyで制作されています。

元々はWordPressを使用していましたが、Shopifyでリニューアルしました。

リニューアルした要因としては上記のようなメリットはもちろん、Shopify Plus Partnerとしての実績としても機能するからです。

WordPressにはないShopifyならではの特徴を挙げてみます。

• ホスティング環境を用意する必要が無い
  • WordPressでウェブサイトを制作する場合サーバーを別途用意しそちらにWordpressをインストールする手間があります。
    その反面Shopifyではアカウント登録するだけでホスティング環境が用意された状態になり、すぐにサイト制作を開始することができます。
• アプリが審査されておりセキュリティ面で安心
  • Shopify app storeで公開されているアプリは全てShopifyによる厳しい審査を通過したもののみ。安心してサイトを拡張できます。
• SSL 対応処理をする必要が無い
  • ShopifyではSSL設定がすでになされた状態でサイトを構築できます。追加で設定変更などを行う必要はありません。

WordPressからShopifyでコーポレートサイトをリニューアルして変わった点をご紹介します。

お問い合わせが増えた

リニューアルして半年ほどで、お問い合わせ件数が過去最高レベルに到達しました。ブログ執筆によるSEO効果や、コンテンツ拡充によるサイト品質の向上も考えられます。

セキュリティとサイトの安定性を確保

WordPressはオープンソースのため、セキュリティの脆弱性が叫ばれています。WordPressを利用する上では、セキュリティ対策は必須と言えるでしょう。その反面、ShopifyはECサイト制作のために作られたプラットフォームということもあり、セキュリティ対策は万全です。また、サーバー監視もShopifyが行っているため安定的にコーポレートサイトを公開し続けることができます。

• PCI DSS Level1とISO27001を取得
  • ShopifyはPCI DSS Level1をクリアし、金融機関とほとんど変わらないセキュリティレベル。ISO27001という情報セキュリティについての国際標準も満たしています。
• 2段階認証
  • Shopifyにログインするには、基本的に2段階認証が必要です。Google Authenticatorやyubikeyなどを使用し、セキュリティの高いログインが可能です。
• 常時SSL化
  • 今や必須となった常時SSL化ですが、もちろんShopifyも標準で常時SSL化に対応しています。設定すら必要ありません。
• 24時間体制の監視
  • Shopifyは24時間体制でサイトを監視しています。サイト内で問題が起きても、すぐに解決することがほとんどです。Shopify Statusで稼働状況を確認することもできます。
• 無制限の帯域幅
  • トラフィック量に制限がないため、アクセスが急増しても問題なく運用ができます。予期せぬピークが起こった際も安定してサイトが提供されます。
• 99.99%のアップタイム
  • 高い稼働率を実現しており、サービス中断による損失を最小限に抑えられます。