【第1弾】日本のECサイトだと当たり前の機能、Shopifyではどうなの?
ShopifyでこれからECサイトを立ち上げる、もしくは既存のECサイトをリニューアルしようか、と考えている方の中には、海外のプラットフォームで国内ECではよく見かける機能を付けられるかどうかを不安に思う方もいらっしゃるのはないでしょうか。
そこで今回はデザイナーの大西さんに、
「日本のECプラットフォームやECモールでは当たり前に存在している機能はShopifyではどうなっているの?」
と疑問に思ったことを、GORIDEに入るまでアパレルECの仕事をしていた私から、カスタマー目線、ショップ運営側の目線から質問していこうと思います!
1.配送時間指定
ネットショッピングするときに、配送時間の指定は私はいつも使っていて、個人的にはマストなのですが、Shopifyでは指定が可能ですか?
Shopifyには公式のアプリストアがあり、アプリをインストールすることで簡単にストアの機能拡張できるんです。
もちろん日時指定もアプリを導入することで可能ですよ!
例えばOrder Delivery Datというアプリではカート画面に配送日時指定のカレンダーを表示することができるので、お客様が直感的に希望の指定日時を選択することができます。
カレンダーのカスタマイズできるのでお店の雰囲気に合わせたデザインにできるのも良いですね!
2.セール価格表示、タイムセールラベル
日本のECだとセール時に価格表示が一目でセール価格になっていますよね。Shopifyはチェックアウト画面まで行って初めてセール価格になっている!と思ってあまり見慣れない感じがするのですが、、こちらについてはどうでしょうか。
Shopifyでのセールは主にディスカウントコードという日本でいうクーポンのようなコードで割引を行います。
海外ではこのディスカウントコード(プロモコードともいう)をチェックアウト画面で入力して割引を受けたり送料無料のキャンペーンを行うのが一般的なのですが、ナナさんのいうとおり日本のECではなかなか無いシステムですよね。
もちろんShopifyでも日本式のセールを行うことができます。
商品ページに希望販売価格と割引価格のフィールドがあり、ここにそれぞれ価格を入力することでお客様はチェックアウト前にセール価格が確認することができます。
商品情報はCSVでエクスポートすることができますので、価格を入力してインポート(上書き)すれば一括で更新することができますよ!
同じことをこちらのアプリで対応もできます。
Discount Master ‑ Quantity
作業も少なくセールの時間指定やカウントダウンタイマーもつけられて、複数のキャンペーンが作れます。複数購入割引もできるみたい。
でもセール対応に時間をかけたくなくてアプリ課金したくない場合には、「ディスカウントコード」が手軽に作れて、かつ特定の商品だけ割引ということもできるのでおすすめです。
セールについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
https://news.goriderep.com/ja/shopify-discount-code/
もう一つセールについて、タイムセール期間中に対象商品が一目でわかるようにタイムセールラベルはつけることができますか?
これとても大事ですよね、ECモールだと商品画像の端にマニュアルでつけるのに画像加工しているのを良く見かけます。
もちろん対応するアプリがあるので可能です。
Product Labelsこちらは好きなラベルが自由に設定できるアプリです。
ルールを定義してセールラベルから注目商品、在庫切れなんかも設定できます。
位置も複数箇所から選べるのでカスタマイズ性も申し分ないです。
こういう機能が簡単に追加できるプラットフォームってなかなかないですよね。
この機能あるかな?と思ってアプリストアで探すと大抵見つかります笑
3.ギフトラッピング
自分がショップを運営するなら、ギフト対応したいのですがラッピングの機能はつけることができますか?
こちらのアプリ、Infinite Optionsで商品ページにオプションを追加することができます。
ギフトラッピングの希望や備考欄などの追加に便利です。
4.サブスクリプション
定期購入も商材によってはやってみたいなと思います。定期購入してくれるなら通常価格より少し安くしたいです。
日本国内でも色々な商材でのサブスクリプションがメジャーになってきましたよね。
アプリを使うことでサブスクリプション機能を追加することできます!
Shopifyアプリストアには定期購入アプリが複数存在し、中でもこの2つが人気です。
Bold Subscription
Subscriptions by ReCharge
いずれもカスタマイズや配送期間の設定、お客様がマイページから配送期間、個数の変更、キャンセルなどが行えます。
現状Shopifyでなくアプリが提供する決済画面を使う必要があり、決済プロバイダの数はBoldが圧倒的に多いです。
2021年2月追記:
2020年にShopifyがサブスクリプションAPIを公開。GO RIDEでは日本語完全対応のShopifyサブスクアプリを開発いたしました。
アプリについての詳細は以下の記事をご覧ください。
Shopifyサブスクアプリ『Go SubscRide』を開発しました!
5.ボリュームディスカウント
まとめて買ってくれたら何%OFFみたいなボリュームディスカウントはできますか?
1SKUのまとめ買いだけでなく、対象商品の中からみたいなまとめ買いもできるといいなと思います。
例えば、アウター・トップスの合わせ買いで10%OFFとかコーヒー器具とコーヒー豆セットで買うと20%OFFとか。
まとめ買い購入での割引はディスカウントコードの質問ででたDiscount Master ‑ Quantityでもできるし、
Volume & Tiered Discountsも使ってみたらとても直感的に操作できて使いやすかったです。
ただアウター・トップスの合わせ買いとかの割引をするならShopifyのディスカウントコードにBuy X get Yというのがあってそれを使うのもおすすめします。
Buy X get Yってなんですか?
「この商品買ったらこっちの商品が割引!とか無料!」みたいなディスカウントです。
「アウターとトップスを2点まとめ買いしたらトップスが50%off」とかなら
アウター 15,000円
トップス 5,000円20,000円 17,500円になります。
なるほど!ありがとうございます!
まだまだ聞きたいことがあるのですが、長くなってしまうので、第二弾に続きます!
Shopifyだとアプリで簡単に欲しい機能だけ追加していけるので便利ですね。
Shopify ExpertのGO RIDEでは、ShopifyでのECサイト制作・運用を行っております。
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