Figma Slidesの活用術をご紹介!
皆さんは提案書や提出資料を作成する際に、どんなツールを使用していますか?
弊社では、これまでGoogleスライドやIllustratorを使ってスライダーデザインを作成しておりました。
しかし最近、社内でFigma Slidesを使用する機会があり、便利だと感じたのでご紹介します!
目次
Figma Slidesとは
Figma Slidesは、デザインツールであるFigmaを、一般的なプレゼンテーションツール(PowerPointやGoogle Slidesなど)のように活用し、スライド形式の資料を作成・発表する手法です。
Figmaの持つデザイン機能と、豊富なデザインテンプレートで簡単に魅力的なスライドが作成できます。
Figma Slidesでできること
Figma Slidesは、Figmaの以下の機能を組み合わせて作成します。
デザイン機能: 各スライドをFigmaの「フレーム」として作成
Figmaの豊富なデザインツール、コンポーネント機能、共有ライブラリなどを活用し、統一感があり、視覚的に洗練されたスライドを効率的にデザインできます。プロトタイプモード: フレーム間の遷移を設定することで、スライドの「めくり」や、クリック時のインタラクション(例:詳細情報のポップアップ表示、要素のアニメーション)を再現可能
プレゼンテーションモード: 完成したスライド(フレーム)は、Figmaのプレゼンテーションモード(再生ボタン)で全画面表示し、実際のプレゼンテーションとして利用できます。発表者は矢印キーやクリックでスライドを操作します。
Figma Slidesを活用するメリット
デザインとプレゼンのシームレスな統合: デザイン作業とプレゼンテーション資料作成を同じツール内で完結できるため、デザイナーにとっての作業効率が向上します。
高いデザイン自由度と品質: Figmaの持つデザイン機能により、従来のプレゼンツールでは難しいような、柔軟でブランドイメージに沿った資料を自由に作成可能です。
インタラクティブな表現: プロトタイプ機能を活用することで、単なる静止画のスライドではなく、ユーザーの操作に応じて変化するデモや、要素のアニメーションを追加して、記憶に残るプレゼンテーションを作成可能です。
共有と共同編集の容易さ: Figmaのリアルタイム共同編集機能は、資料作成においても威力を発揮します。複数人で同時に作業したり、フィードバックを即座に反映したりできます。
Figma Slidesの活用シーン
提案書/企画書: サイトデザインの提案など、社内外に提出する提案書。
デザインレビュー: UI/UXデザインの提案や、ユーザーフローの説明。
プロジェクトの進捗報告: 視覚的な要素を多く使ったプロジェクトの状況説明。
など、視覚的に伝える必要がるシーンで有効に活用できます!
Figma Slidesのはじめかた
スライドの基本的な追加方法は以下のステップです。
Figmaのホーム画面右上の「スライド」ボタンをクリック
ポップアップが表示されるため、空白のスライド、もしくはテンプレートを選択
表紙以降は、左の「新しいスライダー」からテンプレートを追加したり、「+」ボタンにて空白のページを追加
追加したスライドは、Figmaでデザインを作成するようにテキストの追加や図形の追加など自由に作成できます。
プランと料金について
Figma Slidesを作成・利用すること自体は、無料のStarterプランから可能です。
より多くのファイルを作成したり、高度なデザイン・プロトタイプ機能を使ったり、大規模なチームで共同編集を行ったりする場合には、Professional以上の有料プランが必要になります。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はFigma Slidesについてご紹介しました!
無料で始めることができ、かつ簡単に資料作成ができるツールとして今後も活用していきたいと思います。
よければ皆さんも試しに使用してみてはいかがでしょうか!