Shopify事業者の発送業務を効率化するプラスシッピングを徹底解説!
Shopifyストア運営において、配送コストの削減と作業効率の向上は常に課題です。
プラスシッピングは、その両立を実現するために開発されたShopify専門の配送アプリです。複数の配送業者をまとめて契約・管理でき、送り状発行から追跡までを一元管理。コストを抑えながら、出荷業務をスムーズに進めたい事業者に最適なソリューションです。
2025年9月のアップデートでは、さらにお得な新料金と佐川急便「飛脚クール便」への対応が追加され、より柔軟な配送戦略が可能になりました。
今回はそのプラスシッピングについて、詳しくご説明していきます!
Shopifyでストアを開きたい・開いたけど配送との連携に悩んでいる、面倒な設定はしたくないが便利なサービスはないか?などのお悩みがある方はぜひご確認ください!
プラスシッピングについて
プラスシッピングは、配送コストの削減と業務効率化を両立できる、国内唯一のShopify専用配送アプリです。
ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の国内3大配送事業者とアプリ1つで契約でき、公示価格よりも安く利用できます。荷量は1個から対応可能で、集荷・持込の選択や冷蔵・冷凍配送にも対応しています。
Shopifyの管理画面と完全連携しており、注文データの同期から配送サービスの選択、日時指定、送料決済、送り状印刷、発送通知メール、追跡番号の自動連携までを一元管理できます。煩雑なCSVアップロード作業も不要で、Shopify上から簡単に送り状を印刷できる点も特徴です。
配送料以外の追加コストは一切かからず、サポート体制も充実しているため、初めてでも安心して導入できます。2025年9月には料金がさらに引き下げられ、佐川急便の「飛脚クール便」も新たにラインアップに加わり、より多様な配送ニーズに対応可能になりました。
プラスシッピングの料金
プラスシッピングでは、出荷件数に応じて適用される3つの料金プランを用意しています。
いずれのプランも月ごとの契約や手動切替は不要で、過去3回分の請求サイクルにおける出荷実績に基づいて判定されます。アプリ利用開始からお支払いが3回未満の場合は、契約時のアンケート内容によりプランが設定されます。
Silverプラン:3回の請求サイクルで出荷個数が合計75件未満(=月平均25件未満)
Goldプラン:3回の請求サイクルで出荷個数が合計75件以上(=月平均25件以上)
Platinumプラン:3回の請求サイクルで出荷個数が合計300件以上(=月平均100件以上)
Silver・Goldプランは全ての配送業者で利用可能で、Platinumプランは佐川急便に対応しています。
配送料は、プラスシッピングユーザー限定の特別優待料金が適用されており、通常契約よりも大幅にお得な価格でご利用いただけます。
配送料の一例は次のとおりです。いずれも最安値プランを適用した場合の料金(税別)です。
60サイズ・常温・東京-東京間:499円〜
60サイズ・常温・東京-大阪間:577円〜
60サイズ・冷蔵・東京-東京間:850円〜
60サイズ・冷蔵・東京-大阪間:931円〜
60サイズ・冷凍・東京-東京間:850円〜
60サイズ・冷凍・東京-大阪間:957円〜
80サイズ・常温・東京-東京間:555円〜
80サイズ・常温・東京-大阪間:621円〜
プラスシッピングで利用できる配送サービス
プラスシッピングでは、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の各サービスをまとめて利用できます。常温・冷蔵・冷凍の温度帯や荷物サイズに応じて、最適な配送方法を選択できます。
各配送事業者の対応サービスは次のとおりです。
ヤマト運輸
宅急便
EAZY
クロネコゆうメール
クロネコゆうパケット
宅急便コンパクト
ネコポス
クール宅急便
佐川急便
飛脚宅配便
飛脚ラージサイズ宅配便
飛脚クール便
日本郵便
ゆうパック
ゆうパケット
チルドゆうパック
プラスシッピングの使い方
ここでは、Shopifyにプラスシッピングを導入してから実際に発送作業を行うまでの流れを、ステップごとに分かりやすく解説します。
アプリの導入と初期設定を完了させる
注文データを反映し送り状を作成する
集荷と追跡通知を自動化する
①アプリの導入と初期設定を完了させる
まずは、Shopify App Storeで「プラスシッピング」をインストールします。アプリ追加後は、画面上の案内に沿って基本情報・配送情報・決済情報を入力して初期設定を進めます。
設定時に利用したい配送業者(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便)を選び、アカウント連携を行います。配送業者との契約状況によっては、確認や調整の連絡が入ることもあります。
登録や設定が完了したら、Shopifyの管理画面でサブスクリプションを有効化します。これにより、プラスシッピングとShopifyの連携が完了し、発送業務を始める準備が整います。
②注文データを反映し送り状を作成する
初期設定が完了すると、Shopifyで受けた注文情報が自動的にプラスシッピングに同期されます。プラスシッピングでは注文内容を手作業で転記する必要がなく、管理画面上から直接発送準備を進められます。
発送したい注文を選択し、利用する配送サービスを指定すると、送り状が自動で生成されます。複数の注文をまとめて処理することもできるため、出荷件数が多い店舗でも効率的に対応できます。
送り状を印刷すると、追跡番号がShopifyの注文情報へ自動反映され、出荷状況を一元管理できます。これまで別ツールで分散していた作業を、全てShopify上で完結できる点がプラスシッピングの大きなメリットです。
③集荷と追跡通知を自動化する
送り状の印刷が完了したら、アプリ上からそのまま配送業者に集荷を依頼できます。
集荷後は、追跡番号が自動的に購入者への発送通知メールに追加されます。メールは自動で送信され、購入者はワンクリックで配送状況を確認可能です。こうした自動化により、問い合わせ対応や手動でのステータス更新といった手間を減らし、業務をよりスムーズに進められます。
一度設定しておけば、以降は「注文→発送→通知」までの流れが全て自動的に行われるため、スタッフが少ない店舗でも安定した出荷体制を維持できます。
今回はプラスシッピングの詳細についてご紹介しました!
プラスシッピングは、配送コストの削減と業務効率化を同時に実現できるShopifyユーザー必携のアプリです。複数の配送業者をまとめて契約・管理でき、冷蔵・冷凍便にも対応。送り状発行や追跡もShopify上で完結します。初期費用なしで導入できるので、この機会にぜひお試しください!