【2024年最新】Checkout Extensibilityでできることは?Liquid Customizationとの違いを解説!【Shopify】
はじめに
Shopifyのチェックアウト画面の仕組みがLiquidからExtensibilityに変わることはご存じでしょうか?
以前弊社でこちらの紹介記事を公開しましたのでご覧ください!
また、記事公開から色々と新機能・変わることが発表されましたので、今回の記事で紹介します!
Checkout.liquidは廃止されます!
まず、リマインドになりますが、Checkout.liquidは2024年8月13日をもって廃止になる予定です。
そのため、現在Liquidをカスタマイズしてチェックアウトを編集しているストアは、その日までにチェックアウトをCheckout Extensibilityに変更する必要があります。
LiquidとExtensibilityの違い
Checkout.liquidとCheckout Extensibility の違いを簡単に説明すると、今までのCheckout.liquid はカスタマイズにコーディング知識が必要(技術者のみ対応可能なカスタマイズ)で、カスタマイズに時間がかかるケースが多かったです。
新しく発表されたCheckout Extensibilityは、そのカスタマイズの幅を大きく広げるものになり、シンプルで、今まで時間がかかったカスタマイズが短時間でできるようになります。
カスタムフィールドを増やす
チェックアウトページにカスタムフィールドを設置することができ、追加で取得したい情報を表示させることができます。
配送指定、ギフトメッセージなど、追加のフィールドを簡単に設置することができます。
チェックアウトエディター
ドラッグ&ドロップや簡単な設定変更でチェックアウトのデザインを変更することができます。
例えば、
- 画像の追加
- ストアのロゴ追加
- 背景カラー変更
- フォント変更
- バナー追加
など、今まではコーディングが必要だったものが簡単に変更できるようになります。
Shopify Pixels マネージャー
Shopify Pixels マネージャーという新機能が追加されます。
Shopifyの管理画面に追加される機能で、マーチャントは顧客のイベントを管理することができます。チェックアウトにも関係してくる機能ですので、しっかり押さえておきましょう。
このPixelの機能を利用すると、以下のようなことができるようになります。
- チェックアウトイベントを含む、オンラインストアでの一連のお客様イベントへのアクセス
- オンラインストアとお客様を対象としたセキュリティ強化の追加 (外部サービスと共有するお客様データの管理強化機能を含む)
- 外部サービスのコードが実行されていないJavaScriptを実行したり、オンラインストアやチェックアウトを妨げたりすることを防止
- プライバシーコンプライアンスのための組み込みツール
サイト改善や顧客のフローを細かく知るためには便利な機能なので、ぜひお試しください。
Shopify Pixelsについての詳細はこちら。
チェックアウト UI エクステンション
チェックアウト UI エクステンションは、商品のアップセル・クロスセル、カスタムフィールド、バナーなどの要素を追加することができます。
サンキューページのカスタマイズ
購入後のサンキューページ(購入完了ページ)のUIを変更したり、新機能を追加することができるようになります。
インストールされたアプリをチェックアウト、サンキューページや注文ステータスページに追加することができます。
Checkoutの移行はお早めに!
Checkout Extensibilityにより、今までのチェックアウト(checkout.liquid)のカスタマイズの幅が大きく広がります。
Shopify Plus PartnerのGO RIDEではCheckout Extensibilityの導入支援を行なっております。
チェックアウトの変更に関して不安がある方、リソースが不足している方、今まで難しかったチェックアウトページのデザイン変更、アプリの導入・カスタマイズなど、お気軽にご相談ください!