Shopifyでデジタルコンテンツ販売の方法を解説!

by GO RIDE

近年では音楽、動画、電子書籍、オンラインコースなどといった、多岐にわたるデジタルコンテンツが多数存在しています。

今回はそんなデジタルコンテンツをECで販売する方法や、デジタルコンテンツ販売のメリットデメリットなどを解説していきます。

また、弊社でECプラットフォーム「Shopify」にてデジタルコンテンツを取り扱うECストアを構築した実績を元に、Shopifyでデジタルコンテンツの販売を実現するためのおすすめアプリも併せてご紹介します!

デジタルコンテンツ販売とは

デジタルコンテンツ販売とはWeb上で情報を知りたい人に向けて、コンテンツを販売するビジネスモデルのことです。販売物となるコンテンツはさまざまな種類があり、例としてはテキストコンテンツや動画コンテンツ、音楽コンテンツ、音声コンテンツ、オンラインセミナー などがあります。

有形の商品とは異なり、一度制作すれば多くの人に繰り返し販売できます。在庫補充をする必要がないため、参入しやすく失敗のリスクが少ないという点でメリットがあります。

コンテンツ販売のメリットとデメリット

メリット


・間接費が低い

在庫を抱える必要がなく、配送料がかからないため初期費用が抑えられます。


・利益率が高い

商品原価が繰り返しかからないため、売上の大部分を利益とすることができます。


・システムで自動化できる

システムによる自動化で労働負担を削減できます。構築をしてしまえば、人手がかからないため、よりコンテンツ作成に力を入れることが出来ます。


・商品に柔軟性がある

例として、限定のデジタルコンテンツにアクセスできる月毎の定期購読料やライセンス契約料をチャージしたりすることも可能ですので、デジタルコンテンツを事業にどう組み込むかという選択肢が広がります。

デメリット


・コンテンツ作成の手間がかかる

一般的に自身で作成する必要があるため、コンテンツ作成の手間がかかる点は1つのデメリットです。

仕入れ販売をする商品と異なり、作成のためにある程度の時間が取られます。またコンテンツにはトレンドもあるため、スピード感とクオリティの維持も大切です。


無料コンテンツと競合している

無料コンテンツが多数存在するため、付加価値の付いたコンテンツにする必要があります。


・無断利用や流出のリスクがある

無断利用や流出のリスクがあるというデメリットもあります。物質的な商品と異なり、ダウンロードで入手するデジタルコンテンツは、簡単に複製ができてしまうため、適切なツールでリスク対策を行いリスクを軽減する必要があります。

コンテンツ販売の方法

  • コンテンツ販売プラットフォームを利用する

プラットフォームを利用すれば、コンテンツ販売のために必要な機能が簡単に利用できるため、参入敷居の低い方法です。また利用者が多いプラットフォームを選べば、集客しやすいというメリットがあります。

しかし、プラットフォーム利用には手数料がかかるため、商品の売上から手数料を引いた料金が実質の収益となります。


・ネットショップを利用する


一連のコンテンツにブランド性やストーリー性を作りたい場合、ネットショップの立ち上げがおすすめです。

サイト構築の知識がなくても、手軽にネットショップを立ち上げられる点や、認知度の高いプラットフォームであればSEOにも強い点もメリットです。


・独自の販売ページを作成する


独自で立ち上げるサイトは、デザインや機能のカスタマイズが自由なため、より自在なビジネスモデルを実現できます。また、競合との差別化が図りやすい点は大きなメリットです。

さらに、既存のプラットフォームを利用する際の利用料を必要としないため、収益はすべて管理者のものとなります。

そのため、ビジネスが拡大した場合にはより高い収益性が得られる方法です。

コンテンツ販売の始め方

1.市場調査

販売するコンテンツのニーズが高いか、競合が多いか、コンテンツのクオリティは市場のどのレベルなのかなど市場動向の調査が必要です。


2.販売方法設定

販売するコンテンツが決まったら、販売方法を設定します。プラットフォームを利用する場合は、同ジャンルのユーザーが集まりやすいものを選ぶことがおすすめです。

しかし、デザイン面や機能面で実現出来ることは限られることがあるため、競合と差別化したい場合や、長期的なビジネスモデルを検討するのであれば、独自サイトの立ち上げがおすすめです。


3.コンテンツ作成

次に、販売するコンテンツを作成します。コンテンツは無料と有料のもの両方を用意しておくと無料コンテンツは販売者のコンセプトの認知と集客につながります。無料コンテンツの内容が良ければ、有料コンテンツ購入への誘導が可能になりますし、無料コンテンツと差別化できます。


4.コンテンツを販売する

決済方法やダウンロード方法などを設定します。

初めてコンテンツ販売をする場合、すぐに売れる見込みが立たないこともあるかと思います。コンテンツを認知してもらうために、SNSの利用や、サイトでの告知などの取り組みも大切です。

Shopifyでデジタルコンテンツを販売する方法

  • 商品配送を無効化する

    登録したデジタルコンテンツがすべて配送不要設定になっているか確認しておく必要があります。配送不要設定は、各商品ページの配送セクションより、「配送が必要な商品です」のチェックを外すことで無効化することが可能です。


  • Shopify専用アプリを使用する

    Shopifyでデジタルコンテンツを販売するためには、専用のアプリケーションを導入する必要があります。今回は後述にて、Shopifyでのおすすめアプリについて詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。なお、Shopifyアプリは、公式ストアから簡単にインストール可能です。


  • メールテンプレートを設定する

    デジタルコンテンツ販売では、購入完了やダウンロード完了などの通知ができるメールを作成する必要があります。コンテンツに合わせたメールテンプレートの設定を行いましょう。

Shopifyでのおすすめアプリをご紹介

「SendOwl」


SendOwlは、ビデオ、電子書籍、写真、パターン、オーディオ、ソフトウェア、ポッドキャスト、その他の種類のファイルをダウンロードリンクを送信することで販売することができる有料アプリです。


 

出来ること

  • デジタルダウンロードコンテンツのダウンロードリンクを送信
  • ダウンロード回数の制限
  • ダウンロードリンクを送信するので、例えばYou Tubeの限定公開の動画を販売することも可能
  • サンキューページにリンクを表示
  • 注文確認メールにリンク表示
  • お客様アカウントにリンクを表示
  • 収益、商品、場所ごとの分析可能
  • レポート作成

料金プラン

無料プランもあり、14日間の無料体験が出来ます。

  • STARTER:無料プラン
  • GROWTH:$15/月
  • PRO:$39/月

「Digital Downloads」


Digital Downloadsは、電子書籍やデジタルアート、グラフィックなどのデジタルファイルを直接販売することが出来るようにするアプリです。Shopifyストアとシームレスに連携するため、新規または既存の商品へのデジタルファイルの追加、注文の追跡、お客様への直接ダウンロードリンクの送信などを簡単かつスピーディーに実行できます。

無料のアプリなので、コストをかけずにデジタルコンテンツ販売を試してみたい方におすすめです。


 

出来ること

  • デジタルダウンロードコンテンツのダウンロードリンクを自動的に送信
  • PDF、JPEG、ZIPファイルなどをアプリから直接商品に追加が可能
  • ダウンロード回数の制限
  • 商品バリエーションとデジタルファイルを組み合わせが可能
  • メールテンプレート設定

料金プラン

無料

最後に

近年では既にデジタルコンテンツのユーザになっており、毎日のように活用している方も多いのではないでしょうか?デジタルコンテンツは大きなリスクを負うことなく試してみることが出来ます。

ぜひ、デジタルコンテンツの作成・販売にチャレンジしてみてください!

またShopifyでデジタルコンテンツ販売を始めたい方は、ぜひGO RIDEへ一度ご相談ください。

Miyu Imasato

Miyu Imasato

Designer

WEB/Graphic Designer

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