How to do Offline Marketing ?? USチームが実際にやったPOPUPイベントについて聞きました!
こんにちは!
今日のテーマは"Offline Marketing"
一度にたくさんの人にリーチできるWebからのアプローチもいいけれど、実際に見たり、触ったり、話したりできるオフラインマーケティングはブランドを認知してもらう為にとてもインパクトのあるマーケティング手段。
今回は先日GO RIDEがクライアント様と行なったLAでのPOP UPイベントについて、USマーケティングチームが実際に行なった準備や、大変だったこと、実感した効果などについてインタビューをしてみました。
1.POP UP概要・ゴール
まずは、今回のPOP UPの概要を教えてください。
クライアントのTabioさまと共に、アメリカのWework3ヶ所でPOP UPイベントを行いました。
Tabio USA様が行なっている、靴下が1足売れるごとに靴下1足をKnock Knock Give a Sockという団体に寄付するという活動から生まれたイベントアイデアです。
このイベントでは、靴下のGive One Get Oneキャンペーンを行いました。靴下を1足(使用済みでもOK)寄付し、Tabio USAのメルマガに登録すると、Tabioの新品の靴下をその場で1足プレゼントしてもらえる!という内容です。
今回私たちがお手伝いしたのはLAでのPOPUP。
One Culver/ Constellation Place/ 12130 Millennium Dr の3ヶ所のWeWorkで開催しました。
ボランティアしながら、ソックスがもらえる!と言うことですね。
イベント当日だけソックスの寄付を募ったのですか?
イベントの前後合わせて2週間、寄付用のソックスを入れてもらうためのBoxを各会場に設置しました!
なるほど!告知も兼ねられるしいいですね!
ゴールの設定は??
イベントのゴールは、たくさんのメールアドレスを集めることとブランド認知です。Tabioを今まで知らなかった人々にブランドのことを知ってもらい、そのあとメールマガジンを通じてリーチ、ファンになっていただく、と言う考えです。
前回のイベントの結果を踏まえて、一回のイベントにつき50〜80のメールアドレスを集める目標にしました。
2.場所選び
今回はWeWorkを開催場所に選んでいますが、なぜその場所にしたのですか?
私たちのオフィスがWeWorkにあるから、、、と言うのが一番の理由ですが、WeWorkでPOP UPをやるメリットがたくさんあったからです!
メリット
- WeWorkメンバーなのでイベントの場所代がかからない
- いつも色々なイベントが行われていて、新しいものやことに興味のある人が多い
- 一人誰かが気に入ってくれたら、同僚を呼んできてもらえる(多くの人にリーチできる)
- WeWork側でもイベント告知してくれる
場所代がかからないは大きいですね!イベントやモールの出店料ってすごく高いし。特にアメリカは日本より高いですしね。
3.準備
当日までに行なった準備は?
・WeWorkスタッフとのコミュニケーション
・ソックス回収用Boxのデコレーション(先方からいただいたデータをFedexでシールに印刷して使用)
・Boxの設置
が主に行なったことです。
スタッフとのコミュニケーション、時間かかりますよね。諸々approval取らないといけないし、日本みたいにすぐ返事も来ないし。。
もし自分で、全て英語でやるってなったら、めげそう。
そうですね笑
イベント終了後もBoxを置いてもらえるように交渉したり、かな。
あとBoxも車で事前に運んで、スタッフと相談して設置しました。
4.告知方法
告知のためにしたことは何ですか?
今回はWeWorkでの開催だったので、WeWorkのコミュニティに向けたイベントの告知をしてもらいました。
あとはInstagramのストーリーズやポスト、メールマガジンでの告知です!
5.いざ当日!
いよいよ当日!
スケジュールと実際に使用する持ち物はこんな感じでした。
スケジュール
- 9:00 集合・準備
- 10:00 - 14:00 イベント
- 14:00 - 15:00 片付け
持ち物
- ソックス
- タブレット(先方が持ってきてくださいました)
- ポスター
- デコレーション
- ガムテープや両面テープ
- テーブル
当日にやったことは、まず商品のディスプレイ。お店と同じように綺麗に見えるように工夫したり、一つのテーブルの上でメンズ・レディースを分けたり(女性客の方がsocksを見ている時間が長いから混雑しないように)、人気商品をばらけさせてディスプレイしたり。
私たちGO RIDEのメンバーも、Tabioのソックスを履いて参加したのですが、お客様に「可愛い!」と思ってもらえるようにソックスの履きこなしも工夫しました。どうしたら靴下に目がいくコーディネートかな、とか。
ソックスを寄付するということに関してお客様は、どんな反応でしたか?
ここが一番苦労したところで、、、
実はLAでのこのイベントの前に同じ内容でTabioさんがNYでもPOPUPを開催していて。NYではチャリティへの関心が高い人が多いから、「ホームレスにソックスを寄付する」というコンセプトに共感してくれる人が多かったけれど、LAでは、人によるけど「ホームレスを助ける」ことにネガティブな印象があるのも事実で、最初なかなかそのコンセプトで思ったような反応を得られませんでした。
そうだったんだ!!
色々な人種・思想の人がいるアメリカならでは、の反応ですね。。
イベントを成功させるために、私たちは途中で切り口を少し変えました。
Tabioのブランドについて、どんなにクオリティが高いか、などブランドの説明を切り口にお客様とお話をして、その後で、ちなみに今チャリティの活動もしていて、、、
と伝え方を変えたことで興味を持ってポジティブに参加してくれる方が増えました!
よかった〜〜
途中からは商品を気に入って購入してくれるお客様も出てきて、売り上げを作ることができたのもよかったです!
6.嬉しかったこと
嬉しかったのはどんなことですか?
Tabio USAは今はオンラインストアのみの販売なんです。だからエージェンシーとしてお手伝いしている私たちも実際お客様とお話しする機会がなかなかなくて。
色々な人と話せたこと、その場でブランドを知ってもらえて、さらにそれを買ってもらえた時はすごく嬉しかった。
そして、オンラインだと見れない実際のお客様の喜んでいる姿が見れることがとても嬉しかったです。
確かに、実際にお話しすることで伝わる熱量ってありますよね。オンラインだけじゃ伝えきれていない部分も。
7.成果
メールアドレスはどのくらい集まりましたか?
最終的に集まったのは、200人分のメールアドレスです!
この200人は全員私たちがお話をして、ブランドに興味を持ってくれた200人。
きっと、家に帰って家族にこのことを話したり、友人にもおすすめしてくれたりするのかなと思うと、とても価値のある200人だと思います!
うん、口コミより効果のある拡散方法ってないと思うから、すごくいい成果だとおもう〜!
もちろん、イベント後にはフォローメールをお送りしています。きっとファンになってくれたはずです!:)
8.オフラインマーケティングで大事なこと
最後にオフラインマーケティングで大切だと思うことを教えてください。
まずは目に止まるような素敵なセットアップ。
そしてサンプリングするアイテムとイベントの目的とコネクトさせるようにすること。
例えば、このあいだ保険屋さんがドーナツを配っていたけど、大体の人はドーナツだけもらって、その後に保険の話を聞いてくれない。
サンプリングする商品・ブランドの説明を説明しながら一緒に商品を選んで、プレゼントすることで、ただあげるだけでなく、お客様にブランドのことも知ってもらえます。セールストークがとても大事です。
確かに街頭で何かサンプリングしていて、もらったとしても、それだけで家に帰ってからブランドのことを調べる、なんてことほとんどない。
あとは、フレキシブルに対応すること!
例えば今回のようにNYでうまくいったことがLAでうまくいくとは限らない。状況に応じてチームみんなでフレキシブルに対応を変えていくことが大事です。
オンラインの販売だけだと、一方通行のコミュニケーションになりがちだから、お客様の反応を現場で見たり感じたりすることで、今後のオンラインマーケティングの施策にも活かせるよね!
色々とお話しありがとうございました!
いかがでしたか? オフラインイベントならではの良さが沢山あったと思います。
GO RIDEでは、USでのOffline Marketingも行なっています!
POP UPイベントなどオフラインマーケティングにご興味のある方、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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