ECサイト内でクリックされやすいデザインとは?
ECサイトにおいて、サイトを制作する一番の目的になるのが、商品の「購入」です。
ユーザー心理を考えたり、制作目的をきちんとデザインに落とし込むことによって、商品「購入」や、「クリック」などの、行動(アクション)につながるきっかけになります。
今回は、ECサイト内で、よくクリックの対象となる、「購入ボタン」と「バナー」の、クリックされやすいデザインについて、デザイナー目線でご紹介します。
1.クリックされやすい「購入ボタン」のデザインについて
デザインにおいて、一番クリエイティブに影響するのが「色」です。
配色は、人間の心理や行動に、大きく影響を与えます。
シーンによって、適切に使い分けることによって、ストレスもなくなり、自然にクリックを促す行動にもつながります。
さまざまなサイトの、購入ボタンの色だけを見てみると、赤やオレンジなどの暖色系の色が多いことがわかります。暖色系が多いのは、心理的に購買意欲をそそるカラーだからです。
しかし、サイト全体の配色を検討するにあたって、配色比率(70:25:5の法則)を用いる場合があります。すでに事業者様のブランドカラーがある場合、その指定の色を当てはめて、使用する場合もございます。
最も大きな面積を占めるので、よくWEBサイト上の背景色に使用される、
「ベースカラー」全体の70%
ロゴや企業カラーがある場合は、その色を設定することが多い、
「メインカラー」全体の25%
少ない使用量ですが、全体を引き締め役割を持ち、メリハリをつける、
「ベースカラー」全体の5%
この配色比率を意識しながら、色によって与える心理的なイメージも一緒に考えていくと、より良いクリエイティブになります。
色だけでなく、ボタン内のテキストも重要です。
ボタン内に、ただ「購入」と書かれていても、クリックされない可能性があります。
例えば、「今すぐ購入する」「購入はこちら」といったテキストのボタンの方が、クリックしやすかったり、「購入はこちら」の後に、「>>」などの、クリックを促す記号などを入れてあげると、更に効果的です。
設定する色だけでなく、テキスト内容や記号などでも、クリック誘導ができると、ユーザーが迷うことなく、さらに効果的な購入ボタンになります。
2.クリックされやすい「バナー」のデザインについて
バナーのデザインを制作するときに、情報量が多いWEB上の中で、パッと見て、「何を一番に伝えたいのか」が重要になってきます。
伝えたいことを明確化するためにも、デザインを制作する前に、考えなければいけないことが、情報をまとめることです。
例えば、制作目的、配信場所、届けたいターゲットなど。情報によっても、使う色やフォント、文字の大小、素材等も変わってきます。
▼クリックに効果的なバナーの一部例
【制作目的が購入の場合】
紹介したい商品が何なのかがわかるように、商品画像の配置を大きくしたり、商品名の文字サイズの優先順位を高くする。
また、セールバナーの場合は、セール金額の文字サイズを大きくしたり、他の文字の色と差別化をする。
【配信場所がWEBサイトの場合】
WEBサイトの背景に使用する色は、白やグレーなどの無彩色の場合が多いので、背景と同化しないように、バナーの背景色は白に近い色以外のものを選ぶ。
【30代〜40代女性をターゲットの場合】
少し子供っぽい印象を与えてしまうピンクよりも、落ち着いた大人の女性らしいアースカラーをメインカラーに設定する。
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情報を先にまとめることで、何を一番に伝えたいのかが可視化されて、よりクリックされやすい、効果的なクリエイティブを制作することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した内容は一部ですが、GO RIDEでは上記の内容などを踏まえて、クリエイティブをご提案をしています。
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