TwitterがShopifyと連携を発表しました

by GO RIDE

TwitterがShopifyと連携を発表しました




米国2022年6月22日にソーシャル・ネットワーキング・サービスの『Twitter』がEコマースサイトを構築するサービス『Shopify』との新しい連携を発表しました。


参考:Tech Crunch



連携して何ができるようになったの?



今回のTwitterとShopifyの連携により、
Shopify米国内すべてのマーチャントがTwitterのプロフェッショナルプロフィールに商品を掲載し、Shopifyの商品ページに遷移、購入することが可能となります。



2022年第2四半期、米国でのデイリー アクティブ ユーザー数は 1,450 万人に達する日常的に利用されるSNSであり、Shopifyとの連携によりEコマースマーケティングを加速させることができるようになります。


Twitter



Twitter logo

Twitterは、最新のニュースやトレンド情報を共有できるソーシャルネットワークとして幅広い世代に利用されています。


テキスト、画像、動画を「ツイート」するサービス以外に、Twitter上でのオンラインストアにも力を入れています。


米2021年にTwitterは、プロフィール欄に最大50商品を表示し、直接購入できる「Twitterショップ」のベータ版を公開しました。


そして今年2022年、Shopifyとの連携により、

Twitterは販売チャネルアプリを立ち上げ、Shopify米国内のすべてのマーチャントがTwitterのプロフェッショナルプロフィールに商品を掲載し、各商品をタップするとShopifyの商品ページに遷移し、購入することが可能になります。

連携による新しい機能



下記2つの機能が追加されました。


  • Product Drops(プロダクトドロップ機能)
  • Mobile storefronts (モバイルストアフロント機能)

Product Drops(プロダクトドロップ機能)


Product Drops(プロダクトドロップ機能)では、テキストと画像の両方を使用して、商品を紹介する特別なツイートを作成することができます。


販売事業者は通常通りプロモーション用のツイートを作成し、商品写真を追加することができますが、更に商品がいつから購入可能になるかを強調することができます。


ツイートをクリックしたユーザーは、商品詳細ページに移動し、

商品説明、価格、写真など、購入の判断に必要な情報を得ることができます。

また、ハッシュタグをクリックすると、その商品に関する他の人のコメントを見ることができます。


発売日当日、Product Dropのリマインダーを設定したユーザーには、ドロップの15分前とドロップ時に再度、通知タブにアプリ内通知が届きます。

Mobile Storefronts(モバイルストアフロント機能)


2021年に米国内Twitterで、直接購入できる「Twitterショップ」のベータ版を公開しており、この度の新しい機能で、販売者は最大50の商品コレクションを作成し、Twitterのプロフィール上で紹介することができるようになりました。


モバイル初となる当機能は無料で利用でき、ユーザーがTwitterのプラットフォーム上で商品について話すだけでなく、実際に商品をタップして販売事業者の商品を閲覧し、チェックアウトするよう促すことを目的としています。


またTwitter社は、「Twitterショップ」を設置できるショッピング機能「Shop Spotlight」のベータ版を公開しました。

Shop Spotlightはツイートやプロフィールから、Twitter上で話題の商品の発見から、実際に購入するまでの道筋を作ることができ、Eコマースマーケティングを加速させることができます。


商品在庫の同期が可能に




TwitterとShopifyの連携によって販売事業者は、上記でお伝えした新しい機能を利用して、商品カタログや在庫をShopifyからTwitterに同期させることができます。

従来は、Twitterのプラットフォーム上で商品カタログを手入力する必要がありましたが、同期可能により大幅な時間と労力の節約が期待できます。


また在庫が同期されると、販売店はTwitter ShopsやShop Spotlightの機能を利用して、顧客がソーシャルメディア上で商品を発見し、購入することができるようになります。

これらの取引は、販売事業者自身のウェブサイト上で行われることになります。

まとめ


今回の記事は、TwitterがShopifyと連携し、Eコマースの可能性を広げたことをお伝えしました。


Twitterのユーザーは、アプリ上でブランドや商品について会話しているので、事業者がTwitter上で商品販売を行うことで、販売チャネルを増やし、顧客により充実したEコマース体験をすることができます。


米国でShopifyをすでに利用されている方は導入してみてはいかがでしょうか。



この著者の記事一覧

EC構築から広告運用までワンストップで提供。

資料請求 お問い合わせ