TwitterがShopifyと連携を発表しました
TwitterがShopifyと連携を発表しました
連携して何ができるようになったの?
今回のTwitterとShopifyの連携により、
Shopify米国内すべてのマーチャントがTwitterのプロフェッショナルプロフィールに商品を掲載し、Shopifyの商品ページに遷移、購入することが可能となります。
2022年第2四半期、米国でのデイリー アクティブ ユーザー数は 1,450 万人に達する日常的に利用されるSNSであり、Shopifyとの連携によりEコマースマーケティングを加速させることができるようになります。
Twitterは、最新のニュースやトレンド情報を共有できるソーシャルネットワークとして幅広い世代に利用されています。
テキスト、画像、動画を「ツイート」するサービス以外に、Twitter上でのオンラインストアにも力を入れています。
米2021年にTwitterは、プロフィール欄に最大50商品を表示し、直接購入できる「Twitterショップ」のベータ版を公開しました。
そして今年2022年、Shopifyとの連携により、
Twitterは販売チャネルアプリを立ち上げ、Shopify米国内のすべてのマーチャントがTwitterのプロフェッショナルプロフィールに商品を掲載し、各商品をタップするとShopifyの商品ページに遷移し、購入することが可能になります。
連携による新しい機能
下記2つの機能が追加されました。
- Product Drops(プロダクトドロップ機能)
- Mobile storefronts (モバイルストアフロント機能)
Product Drops(プロダクトドロップ機能)
Product Drops(プロダクトドロップ機能)では、テキストと画像の両方を使用して、商品を紹介する特別なツイートを作成することができます。
販売事業者は通常通りプロモーション用のツイートを作成し、商品写真を追加することができますが、更に商品がいつから購入可能になるかを強調することができます。
ツイートをクリックしたユーザーは、商品詳細ページに移動し、
商品説明、価格、写真など、購入の判断に必要な情報を得ることができます。
また、ハッシュタグをクリックすると、その商品に関する他の人のコメントを見ることができます。
発売日当日、Product Dropのリマインダーを設定したユーザーには、ドロップの15分前とドロップ時に再度、通知タブにアプリ内通知が届きます。
Mobile Storefronts(モバイルストアフロント機能)
2021年に米国内Twitterで、直接購入できる「Twitterショップ」のベータ版を公開しており、この度の新しい機能で、販売者は最大50の商品コレクションを作成し、Twitterのプロフィール上で紹介することができるようになりました。
モバイル初となる当機能は無料で利用でき、ユーザーがTwitterのプラットフォーム上で商品について話すだけでなく、実際に商品をタップして販売事業者の商品を閲覧し、チェックアウトするよう促すことを目的としています。
またTwitter社は、「Twitterショップ」を設置できるショッピング機能「Shop Spotlight」のベータ版を公開しました。
Shop Spotlightはツイートやプロフィールから、Twitter上で話題の商品の発見から、実際に購入するまでの道筋を作ることができ、Eコマースマーケティングを加速させることができます。
商品在庫の同期が可能に
TwitterとShopifyの連携によって販売事業者は、上記でお伝えした新しい機能を利用して、商品カタログや在庫をShopifyからTwitterに同期させることができます。
従来は、Twitterのプラットフォーム上で商品カタログを手入力する必要がありましたが、同期可能により大幅な時間と労力の節約が期待できます。
また在庫が同期されると、販売店はTwitter ShopsやShop Spotlightの機能を利用して、顧客がソーシャルメディア上で商品を発見し、購入することができるようになります。
これらの取引は、販売事業者自身のウェブサイト上で行われることになります。
まとめ
今回の記事は、TwitterがShopifyと連携し、Eコマースの可能性を広げたことをお伝えしました。
Twitterのユーザーは、アプリ上でブランドや商品について会話しているので、事業者がTwitter上で商品販売を行うことで、販売チャネルを増やし、顧客により充実したEコマース体験をすることができます。
米国でShopifyをすでに利用されている方は導入してみてはいかがでしょうか。