数十秒のCMに何億円!?スーパーボウルのCMで注目すべきはこのCM!
2月13日はスーパーボウルでしたね!
カンザスシティ・チーフス対フィラデルフィア・イーグルスの白熱した試合や、リアーナによるハーフタイムショーもまさに圧巻でした。
チーフス対イーグルスの試合のハイライトはこちら。
リアーナによるハーフタイムショーはこちら。
そんな全米が熱狂の渦に包まれる中で、ひっそりと注目度の高いコンテンツがあります。
それはCMです。
さまざまなメディアで全世界に生中継されているスーパーボウルですが、合間にCMが放映されます。アメフトは試合が止まることも多く、CMの回数はスポーツの中だとかなり多い方です。
なおかつ、スーパーボウルという全米No.1のスポーツの大会なので、CMにも各企業が力を入れています。
今回の記事では、スーパーボウルのCMについて・2023年のスーパーボウルでどのようなCMが放映されたのか紹介していきます!
CMの放映権はいくら?
スーパーボウルでCMを流すには当然広告費を払う必要があるわけですが、皆さんは大体どのくらいか想像できますか?
なんと30秒のCMで約650万ドル、2023年2月現在のレートで8億円以上と言われています。
想像もつかない金額ですよね。
ただ、スーパーボウルの視聴者数は全米でのべ1億人以上が視聴しています。
アメリカの人口が約3億3000万人なので、全人口の3分の1もの人数がCMを見ることになるわけです。
全米でもこれほどの視聴率を稼げる番組は他にないので、広告の出稿先としては非常に有効になるわけです。
650万ドルと言いつつも、実際には、その30秒の間に流す映像を作るコストもかかるため、出稿主としてはもっと莫大な支出になりますが・・・。
2022年注目されたCM
昨年のスーパーボウルのある一つのCMが話題を呼びました。
それがこちら。
Coinbaseという仮想通貨事業の企業のCMです。
各企業が莫大な予算を使用してハイクオリティな映像を作ったり、有名人を起用する中で、こちらのCMは一際注目を浴びました。
ただQRコードが画面上を動くのみという非常にシンプルなものでしたが、このCMの効果で1分間に2000万人もの人がQRコードを読み取りサイトを訪問し、サイトがクラッシュしてしまいました。
このインパクトのあるCMは、スーパーボウル終了後も大きな反響を呼びました。
広告制作に携わったことのある方々にとっては、目から鱗の映像だったでしょう。
2023年のスーパーボウルの注目CM3選
ここからは、個人的2023年スーパーボウル3選をご紹介します!
1. Rakuten
みなさんご存じ日本の企業・楽天もスーパーボウルCMを放映しました。
映画「クルーレス」のオマージュのような内容となっており、アリシア・シルヴァーストーン演じる主人公のシェールが、Rakutenのキャッシュバックについて語っている内容となっています。
主演自らがサイエンしている映像は、映画ファンにはたまらない内容になっていました。
2. DUNKIN'
アメリカの国民的ドーナツチェーンのDunkin' DonutsのCMがこちら。
俳優のベン・アフレックが店員に扮し、ドライブスルーでの接客をしている内容でした。
これは実際の店舗で行われたようです。
そして最大の注目ポイントは、妻のジェニファー・ロペスが客として来店している点です。新婚である二人を同時に起用して注目を集めようという作戦でした。
ベン・アフレックは、幼い頃からDunkin' Donutsがずっと好きだったことを公言しており、両者にとって思い出に残るCMになったようです。
3. PopCorners
毎年あるスナック菓子系のCMですが、今回はなんと言ってもPopConersのCMが、放映前から話題を呼んでいました。このCMは、ブライアン・クランストンとアーロン・ポールが登場する、「ブレイキング・バッド」のオマージュCMとなっているのです。
超有名ドラマの中のやり取りを再現したCMは、多くの視聴者に印象を残せる内容だったのではないでしょうか。
いかがでしたか?
毎年、試合・ハーフタイムショー・CMとさまざまな話題を生むスーパーボウル。
CMはYoutubeに公式で挙げられているものが多いので、
ぜひみなさんのお気に入りのCMを探してみてください!