ShopifyでLPを作成するなら「PageFly」がおすすめ!メリット・デメリットも徹底解説
EC市場が拡大している現在、ECプラットフォームである「Shopify」を導入するケースが増えています。Shopifyはカナダ発のECプラットフォームで、ストア構築時の豊富な機能とカスタマイズ性、使いやすさから日本でも人気です。
ECサイトの運営では、CVの獲得が重要です。LP(ランディングページ)と呼ばれるレイアウトページを設定することで、CVの獲得につながります。Shopifyには、ユーザーが使用できるページ作成アプリがいくつかあり、導入すれば好きなテーマを設定可能です。
この記事では、Shopifyで使用できる「PageFly(ページフライ)」の機能やメリット、設定手順などを解説します。
PageFlyとは
Shopifyでページのレイアウトをカスタマイズする際は、コードの編集が必要です。PageFlyといったページビルダーを利用すれば、コードを編集しなくてもオリジナルのページを作成できます。ページビルダーとは、ECサイトやホームページを作る時に使うツールで、扱う際にはHTMLやCSSなどの知識が不要です。
ここでは、PageFlyの概要を含め、主な機能や料金プランを紹介します。
Shopifyユーザーが使えるページ作成アプリ
PageFlyはShopifyで使用できるページビルダーの一つで、簡単にドラッグ&ドロップで操作できます。PageFlyのアプリをダウンロードすることで、Shopifyのユーザーであれば誰でも利用可能です。
日本語対応で無料プランも提供されており、他のページ作成ツールと比べても使いやすいアプリといえます。Shopifyを利用していてLPの作成に不慣れな場合、まずはPageFlyを使ってみるのもおすすめです。
主な機能
PageFlyに搭載されている主な機能は以下の通りです。
・ページセクションの追加
・評価やレビューの表示
・商品のサジェスト
・ページの分析
・画像やアニメーションの追加
・スライドショーの設定
・SNSやYouTube動画の追加
・SEO対策
・クロスデバイス機能
・多言語対応
作成できる主なページは次の通りです。
・基本的なLP
・ホームページ
・商品ページ
・ブログ
・レビュー画面
・お問い合わせ
・よくある質問
・準備中ページ
・,ヘルプセンター
・ポップアップ
・404ページ
・フォーム
利用料金
PageFlyの料金プランは、「無料プラン」「月額24ドルのプラン」「月額99ドルのプラン」の3種類です。月額99ドルかかるプランでは、年額990ドル支払うことで17%お得に利用できます。
3種類のプラン全てで、使用できる機能に制限はありません。ただし、プランによって作成できるページ数が異なります。無料プランではそれぞれ1ページずつしか作成できませんが、月額99ドルのプランではページ作成が無制限です。
最初から有料プランを契約するのではなく、まずは無料プランから始めてみるとよいでしょう。無料プランから、徐々に有料プランへアップグレードしていく方法もおすすめです。
アフィリエイトにも対応
アフィリエイトにも対応している点もPageFlyの特徴です。アフィリエイトプログラムでメールアドレスを入力すれば、WebサイトやSNS、ブログなどで共有可能な固有のアフィリエイトリンクが送られてきます。
PageFlyのアフィリエイトは、プログラムに参加し新規ユーザー(マーチャント)を紹介することで、そのユーザーがPageFlyを使用している間、報酬を毎月受け取れる仕組みです。
PageFlyのメリット
PageFlyは、Shopifyユーザーであれば誰でも使用できる点が魅力で、操作も簡単かつ効率性も高いアプリといえます。また、ページ作成に便利な機能が豊富にあり、使用することで得られるメリットもさまざまです。
ここでは、PageFlyを導入するメリットを6つ解説します。導入を考えている場合は以下の内容を押さえておきましょう。
ノーコードでページを作成できる
ShopifyでLPを作成する場合、通常であればHTMLやCSSなどのコードを編集して構築していきます。ページビルダーを使用しないため、ある程度のプログラミング知識がないと、ページ作成は苦戦してしまうでしょう。
ページビルダーとしてPageFlyを導入すれば、プログラミング知識がなくても、感覚的にページを作り上げていくことが可能です。コードを編集していくよりも、PageFlyでページを作成していけば、時間をかけずに高品質なページを作成できるでしょう。
直感的に操作できる
ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる点はPageFlyのメリットです。ページデザインを考える際、セクションの追加や削除、フォントの調整なども自由かつ簡単に行えます。
Shopifyでストアを運営していくことを考えれば、操作が簡単なPageFlyは他のページビルダーよりも扱いやすいアプリといえます。
カスタマイズ性が高くテンプレートが豊富
PageFlyは操作が簡単なことに加えて、編集の自由度が高くカスタマイズ性も優れています。フォントや配色、レイアウトを好みに調整できるため、希望通りのページを作成できるでしょう。
また、PageFlyはページ作成時に使えるテンプレートも豊富です。テンプレートを利用してページを作成すれば、高品質なページを作れるうえに作業時間も節約できます。テンプレートは用途別にさまざまな種類のものが提供されているため、自社に適したテンプレートを選べるでしょう。
各種SNSやYouTubeを追加できる
機能の項目でも紹介した通り、PageFlyではSNSやYouTubeのアカウント、YouTubeビデオ、Facebookの「いいねボタン」などをページに掲載できます。
InstagramやX(旧Twitter)といったSNSでの広告・宣伝は、ECサイトを運営するうえでは非常に重要です。フォロワーをさらに増やしたいと考えている場合は、積極的に機能を利用するとよいでしょう。
無料プランがあるため始めやすい
無料プランが提供されているため、始めから有料プランではなくお試しからでも始めやすいページビルダーアプリです。他のページビルダーには、無料プランが提供されていないアプリもあります。
ただし、無料プランはLPをそれぞれ1ページずつしか作成できません。より多くのページを作成したい場合は、他の有料プランを契約する必要があります。
PageFlyとは別のアプリを組み合わせられる
PageFlyはShopifyユーザーが使用できるアプリですが、別のアプリとも組み合わせて運用できます。なお、PageFlyと組み合わせられるアプリは、ページビルダーに限りません。ストアの経営方針に合った組み合わせを考えるとよいでしょう。
集客にも注力したいのであれば集客力を高められるアプリ、SEOを強化したい場合はSEOのアプリと組み合わせてページを作成できます。
PageFlyのデメリット
PageFlyにはさまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。以下でPageFlyのデメリットを2つ解説するので、メリットと一緒に押さえておきましょう。
ストアが重くなる場合がある
ページビルダーといったツールはPageFlyに限らず、ストアの動作が重くなったり、表示のスピードが遅くなったりする可能性があります。これは、ページビルダーがノーコードで作られているように見えて、実は裏側でコードを編集しているためです。
このことから、PageFlyでページの編集を進めていくと、裏側で編集されるコードも増え、ストア自体が重くなる恐れがあります。直接コードが見えなくても、裏側ではアプリがコードを編集していることを覚えておきましょう。
操作には慣れが必要
大きなデメリットではありませんが、操作を覚えるまでは慣れが必要です。先にも述べたように操作自体は簡単ですが、初めは「どこを押せばよいのか」「どんな機能があるのか」がわからないケースも考えられます。
最初のうちは、不慣れからくる使いづらさはあるでしょう。ページ作成を進めていくことで、徐々に操作に慣れてくるはずです。
PageFlyの設定手順
PageFlyの概要や導入するメリット・デメリットを確認したところで、ここでは設定手順や使い方を押さえておきましょう。
1.インストール後に日本語に設定する
まずは、「Shopify app store」で「PageFlyランディングページ構築」というアプリをインストールします。インストールのページも日本語に対応しているため、特に迷うことはないでしょう。
インストール完了後、編集画面を日本語に設定します。管理画面の設定から操作画面に進み、ドロップダウンメニューで日本語を選択したら保存ボタンを押します。
2.編集画面でページを作成する
ページ作成時は、ページごとにセクションを追加して構築していきます。ページの項目にあるページタイプを選び、「新規ページを作成」を押しましょう。セクションを追加してページの編集を進めますが、テンプレートも追加可能です。
ページの種類は、商品ページやホームページなどさまざまです。LPを作成する際は、レギュラーページを選択しましょう。編集画面の右上には保存ボタンがあるので、編集中でもこまめに保存しておくと安心です。
3.Shopifyで使用するためにページを公開する
ページのデザインが終わったら、編集画面のドロップダウンメニューから「Save & Publish」を選び、タイトルとURLを決めて完成したページを公開しましょう。
ページを公開設定にしたらShopifyの管理画面を表示し、「オンラインストア」から「メニュー」を選択、メニューバーを決めた後に「メニュー項目を追加」を押します。メニューのタイトルと作成したページを指定したら、追加ボタンを押しましょう。最後に、保存ボタンを押して完了です。
気になる方は是非無料プランから導入してみてください!
Shopifyでの定期購入なら「Go Sub」
ページビルダーのPageFlyは、Shopifyで使用できます。Shopifyにはさまざまなストアがありますが、サブスクECを考えている場合は「Go Sub」のアプリがおすすめです。
Go SubはShopifyの定期購入アプリで、日本語にも対応しています。料金体系は、無料プランと月額39ドルのプランの2種類です。機能も豊富で、サブスクに対応させる商品を選び、割引やサイクルを設定するだけで簡単に導入できます。
【GoSubについて】
弊社ではGoSubの新機能や活用法についても日々記事を更新中です!
まとめ
ShopifyのストアでLPを作成したい場合は、PageFlyのインストールを検討してみましょう。コードなしでページを編集できるうえに、選べるテンプレートも豊富です。無料プランにはページ数の制限はありますが、コストをかけずにページ作成を試せます。
また、操作自体も簡単で、ページ作成に不慣れでも使いやすいアプリです。多言語対応で日本語の設定ができるため、安心して利用できます。