Shopify Marketsとは?越境ECに最適な機能を紹介!
皆さんはShopify Marketsの機能をご存じでしょうか?
なんとなく聞いたことがあっても、まだ試していない事業者さまも多くいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、Shopify Marketsの機能を使ってできることを紹介していきます。
今後の海外展開を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
Shopify Marketsとは?
Shopify Marketsは、一つのShopifyストアから海外へ向けての販売を簡単に・効率的にしてくれる機能です。
一つのストアで海外に向けて販売するには、その国の通貨を追加したり、翻訳機能をつけたりなど、手間のかかる作業があるかと思います。
Shopify Marketsの機能を使えば、それらの作業を効率的に行うことができます。
翻訳
海外向けにモノを売っていく上で販売側にとっても、購入側にとっても1番の障害となるのが言語の壁です。
EC上の言語が、外国語だとなかなか買い難いという経験を皆さんも経験されたことがあるのではないでしょうか?
英語だとまだ比較的購入までたどり着くことが多いかもしれませんが、外国の方が日本語のECサイトをみた時にはなかなか購入に踏み切れない・サイト自体受け付けない方も多いでしょう。
Shopify Marketsでは、マニュアル翻訳と自動翻訳の両方に対応しているアプリを使用して、各言語違和感を可能な限り抑えることが可能です。
通貨
通貨表示も言語同様に大切になってきます。
ユーロや元の表記で、すぐに円に直して計算できる方も多くないでしょう。
Shopify Marketsは、Shopify Paymentを通すことで、最新の為替レートに基づいた価格を表示する機能があります。
チェックアウト画面なども現地の通貨に変換された状態で表示されるので、海外顧客へ安心感のある購入を提供できます。
支払い方法
支払い方法に関してもその国独自のカードブランドがある場合があります。日本では見かけないカード会社の決済方法の追加がMarketsの機能では可能になります。
例えば、ヨーロッパのエリアではメジャーな決済方法を追加することにより、コンバージョン率が上がったりもするので、海外に向けた販売においては重要ですね。
関税・輸入税
海外のECサイトを利用する際に、一番と言っていいほど気になるポイントが、関税ですね。
購入した後に、関税を支払う必要があるのかどうか、そもそも最初の会計の時点で関税が含まれた金額を支払っているのかどうかなど、不安の多い方も多いかと思います。
Shopify Marketsを使用すれば、チェックアウトのタイミングで関税も含めて請求できるので、顧客に対して不安を抱かせることなくショッピングを楽しんでいただけます。
関税・輸入制に関してはこちら。
ドメイン・SEO
新たな国・地域での販売を行う際に、ドメインが日本に向けたものになっていると、コンバージョンがなかなか増加しないことが起きてしまいます。
国や地域ごとにドメイン。サブドメインの設定ができるうえに、自動で適切なSEOタグを設定してくれるので、検索エンジンで表示される回数を増やすことができます。
その他調整可能な設定
販売するエリアを国ごとに分類できたり、逆にヨーロッパやアジアを一つのマーケットとして扱うこともできます。同じマーケット内でも通貨や支払い方法が表示されるので、広範囲を1つのマーケットに設定しても問題ありません。
またマーケットごとに価格も変更できます。その国や地域に併せて価格設定が可能です。もちろん税込表示も自動でおこなってくれます。
その他にも多くの機能が搭載されており、また今後も機能が追加される予定なので、ぜひShopifyからの情報をチェックしていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Shopifyストアをお持ちで現在日本国内に向けて販売していて、これから海外へ向けて販売していきたいという皆様にとって、Shopify Marketsはとても便利な機能です。
ぜひグローバル展開に向けて活用してみてください!
Shopify Marketsを含めた越境ECのご相談もお気軽に!