認定パートナーが解説! Shopify Email vs klaviyo 何が違うの?
はじめに
Shopify EmailおよびKlaviyoは、Shopifyで利用可能なメールマーケティングツール(MA)です。
Shopifyでストアを運営している場合、Shopify EmailとKlaviyoは、一度は使用を検討したことがあるのではないでしょうか?
klaviyoより認定パートナーに選ばれているGO RIDEが、Shopify EmailとKlaviyoの比較を解説します!
Shopify Emailとは?
Shopify Emailは、Shopifyが提供しているメールマーケティングツールです。Shopifyの管理画面から直接電子メールを作成、配信、追跡することができます。Shopify Emailを使用して、商品の販売促進、新製品の紹介、プロモーションなどを含むさまざまなメールマーケティングキャンペーンを作成することができます。
Klaviyoとは?
Klaviyoは、主にEC向けに設計された、メールマーケティングツールです。Klaviyoは、ECサイトの顧客行動を分析し、注文、かご落ち、閲覧履歴、メールクリック、誕生日などのデータを使用して、ターゲットとなる顧客に有効なメールを送信します。カスタムメールキャンペーンを作成することができ、メールのデザインから、メール送信日時、送信先の指定、ABテストの実行も可能です。Klaviyoは、ShopifyやMagentoなど、主要なeコマースプラットフォームとの連携を簡単に行うことができます。
価格
Shopify Email
毎月最大10,000通まで、手動・自動を問わず無料でメールを送信できます。それ以降は、追加のメール送信分1,000通につき1米ドル、または追加メール1通あたり0.001米ドルで、送信した分だけのお支払いになります。
klaviyo
Klaviyoは月間のメール配信数が500件までは無料で利用できます。$45で15,000/月まで配信可能です。それ以上はメール配信数に応じて従量課金されます。
デザイン
Shopify Email
カスタマイズ可能なテンプレートが用意されており、それらを使用してメールのデザインを簡単に作成することができます。テキストや画像、ボタン、商品などを自由に配置することができ、自分でHTMLコードを書かなくてもデザインを作成できます。ただし、klaviyoよりは多少制限された機能になっています。
klaviyo
klaviyoもカスタマイズ可能なテンプレートが用意されており、Shopify Emailと同様にデザイン性の高いメールを作成することができます。Shopify Emailより、デザインのカスタマイズ性が高く、サインアップフォームのデザインもカスタマイズ性が高いのが特徴です。
自動化
メール送信の自動化は、Shopify Emailよりもklaviyoが優れていると言えるでしょう。klaviyoは自動化フローを構築することも、サードパーティのアプリと連携することも可能です。特に便利なのは、カートの放棄、購入後のフォローアップ(レビューの依頼など)、誕生日メールなど、顧客のリピート率や潜在顧客へのアプローチに有効なフローがあらかじめ組み込まれています。
分析とレポート
Shopify Email
開封率、クリック率はもちろん、誰がカートに追加したか、チェックアウトしたか、購入に至ったか、メールの登録を解除したかなど、詳細なレポートを出すことができます。Shopifyが開発したマーケティングツールのため、非常に有用なレポートが確認できます。
klaviyo
開封率、クリック率、コンバージョン率などのレポートが得られます。Shopify Emailと比べると、基本的なレポートが中心となっています。
サポート
Shopify Email
ECサイトと同様にヘルプセンターを利用することができます。ガイドやコミュニティもあり、時間帯によっては日本語での問い合わせも可能です。
klaviyo
専門のヘルプセンターにメールやチャット、コミュニティーで問い合わせることができます。問い合わせは英語のみで、チャットの場合はESTの9 am-5 pmまでとなっています。
Klaviyo導入事例
まとめ
Shopify Emailとklaviyoの比較をお届けしました。簡単に始めたい方はShopify Email、より高度にフローを構築したい場合や、パーソナライズされたメールを送りたい場合はklaviyoをおすすめします。