牛丼の松屋フーズのEC売上からshopify 売上を予想してみた。

by Toyo Hirashima

先日 牛丼外食チェーンの株式会社松屋フーズが食品に特価したECコンサル&運営代行事業を発表するニュースが流れてきました。



【松屋がECコンサル事業へ】牛丼の松屋フーズとGsatroduce Japanが手を組み、ECコンサルティング&運営代行事業を開始

売上の10%以下の販促費にてEC売上37億円を達成!


というのが売りのようです。


37億円÷12 = 3億800万円 程度の月商となるのですが ある程度出店しているプラットフォーム情報が開示されていたので確認してみました。


楽天月商 1億円

ヤフーショッピング 6000万円

au PAY マーケット  1500万円

dショッピング    2000万円


開示されている情報からだと月商1億9500万円となるわけですので残り1億1300万円程度が他のプラットフォームからの売上となります。


他にどんなプラットフォームに出店されているのか見てみました。


Amazon 松屋

ヨドバシ松屋フーズ

Shopify  松屋オンラインショップ 


ベルーナグルメにも過去出していたようですが現在販売停止となっているようでした


仮に残りの売上割合が6:2:2 だとすると

Amazon : 60%  =6780万円

ヨドバシ : 20%  =2260万円

Shopify公式 :20% = 2260万円


くらいの売上内容になりそうです。

広告予算についても予想してみました。


広告予算についても予想してみました。

ものすごくざっくりと予想して、販促費予算の運用型広告の割合を7割程度と予想して売上の9% 前後を販促費と予想すると


年間販促費 37億円 X 9% = 3.33億円

月間販促費 3.33億円 ÷ 12 = 2750万円


月間運用型広告予算 2775万円 X 0.7 = 1925万円 


前後なのかなと予想


公開されている情報だと各プラットフォーム毎にだいたい売上の4〜6.5% 程度の広告費で運営できているようです。


楽天 400万円

ヤフーショッピング 300万円

Au PAY マーケット100万円

dショッピング 130万円


開示広告費合計 930万円


予想全体広告費が1925万円前後なので約1000万円を各プラットフォーム毎に売上に比例して振り分けていると考えると


Amazon広告費 : 600万円

ヨドバシ広告費: 200万円

Shopify 公式広告費: 200万円


くらいの動きをしているのではと予想してみました。


Amazon 、ヨドバシ、Shopify の数字を公開していないのは公開されている数字に比べて広告費の売上比率が他プラットフォームに比べて見劣りするので公開していないという形で考えてみました。 また販促費が10%以下といいながら他プラットフォームの広告費は売上に対して4-6.5%  なので同じ比率で運営しているなら7% 以下ということもできたが、10% 以下という言い方をしているのは他プラットフォームでは比較して広告費比率が高いと予想してみました。

販促費が10%以下に抑えれているということでしたが、システム利用料で考えると?


楽天だけ取り急ぎ見てみるとメガショッププランで売上1億円 単価5000円未満 食品で入れると シュミレーターで871万6000円


当たり前ですがシステム利用料とっても高額なので、自社ECにできるだけ寄せたくなる気持ちがよくわかりますね。 


Shopify Plus で売上1億円の0.25% としても 25万円 $2000 前後となるため文字通りゼロがひとつ違います。

Toyo Hirashima

Toyo Hirashima

GO RIDE CEO

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