世界最大コワーキングWeWork @ シリコンビーチ(LA)11のポイント
全世界でぶっちぎりの勢いで増え続けているWeWork これまで8回のラウンドの資金調達で約1700億円($1.69 Billion) を調達し、当然ながらシェアは全世界No.1のコワーキングスペースになります。
(詳細 Crunch Base) 売上も来年2017年はUS$ 1 Billion 1000億円の大台に乗るとCEOのAdam Neumann アダム・ニューマンさんはForbesのインタビューで応えています。
Forbes ※2017年11月追記 ついに日本にもWeWorkがやってきます。
Ark HillsやGinza Six内にできるそうでお値段もなかなか目玉が飛び出しそうな料金です。
現在オープン前ですが、オフィスツアーなどもやっているようなので是非申し込んでいただければと思います。
今回取材したのがLA のPlaya Vistaというエリアになります。所謂シリコンビーチと呼ばれるエリアで隣にはGoogleの巨大なLAオフィスがあり、周辺のVenice Beachには今をときめくSnap Chat(スナップチャット)やFacebookのLAオフィスがあり、周りには数え切れないほどのスタートアップがひしめいています。
日本国内でもかなりコワーキングが増えてきましたが、ここまでの巨大なものは見たことがありません。 席数1600席で西海岸では最大のWeWorkになるそうです。
(2016年11月現在で、まだオープンしてないフロアもあります)
さぁその中身がどのようなものなのかここからは写真を交えて見ていきたいと思います。
特に日本のコワーキングとどこが違うかについて伝えていきたいと思います。
ちなみに上海や香港などには既に進出済みです。
外観はこんな感じ
犬も連れてこれるので犬好きには嬉しいですね。
何気にチェスなどが置いてあります。ルールを覚えてちょっとやってみたい。
遊び方がよくわからないボードゲームが....
テラス席日向ぼっこしたり、ランチを取って食べるときなどに使っています。
3階のフロア
まぁとにかく広くて開放的な作りとデザインになっています。
本当にここにそのまま住みたいレベル
デスクスペースになります。
全部の壁がガラス張りなのでどの席からでも外の景色を見れるのは良いですね。
10人以上入れる会社の壁も全部ガラス張り
フォンブース 電話して聞かれたくない会話する時にはとっても使い勝手が良いです。
これは日本だと余りみないですね。
ちなみに下のインスタはdowntown LAのWeWorkに遊びに行った時の写真です。
すんごい景色!
ビール、コーヒー、お茶、ミルク、オレンジジュースは飲み放題になります。
金曜日はHappy Hourでパイとクラフトビールとかを飲む人が多かったです。
水もただ水を置いてるのではなく、色んな果物を切って漬けてあるので美味しいです。
お茶も種類がたくさんあって悩みます。
あとはデスクで受け取って専用のiphoneに指でサインして受取、とっても便利です!
サイズが大きなモニター等も直接送付できるのでとっても便利
これ何がすごいってWeWorkのアプリで簡単に買えちゃうんです。
アイテムをタブレットで選んで、QRコードをスキャンするだけ
WeWork のアプリで簡単に買えちゃいます。
本当に現金いらず。
購入が完了するとアプリで完了のお知らせ、ついでにemailでもお知らせしてくれます。
見ての通り上から フィードでWeWork内の人達が ”自分の作っている服のウェブを作って欲しい” ですとか、製作会社さんで人手が足りないので何ヶ月か手伝ってもらいたいというのが流れてきます。
そして自分がいるWeWorkだけでなく世界中のWeWorkから情報が流れてくるので、香港やロンドンの人の案件情報も見れます。
また会議室の予約、先ほどのマーケットで有料の食べ物の購入、ゲストの予約等全てアプリで行うことができます。
またセキュリティについてもアプリ使用開始時に顔写真と本人確認書類をアプリで写真にとって提出するので安心して作業できます。
もし友達が入会して月に$1000 (約10万円)払ったら 最大1年間の間 月にあなたに10% つまり$100 (約1万円)/月 払います!
さらに別途$500 サインアップボーナスも払いますというインセンティブプログラム。
$500と月額契約料金の10%を紹介料として1年間もらえるこのプログラム、始まったばかりだそうですが、どんな広がりを見せるのでしょうか?
日本に来たら是非このブログで知った人は私の紹介だと言ってもらいたいです 笑!
こ、これで自分も夢の無料でWeWork?
福利厚生としてAWSのクレジットが最大$5000もらえたり、宅急便のサービスが安く使えたり、学生ローンの借り換えすれば$500ボーナスとか色んな福利厚生が使用可能です。
膨大なユーザ数を誇るWeWorkだからこそできる内容ですね。
この日は例えばお菓子屋さんがプロモーションとして無料でカップケーキなどを配っていました。
ホリデイシーズンが近いので是非贈り物にどうぞというプロモーションです。
WeWorkのロゴ入り
また別な日は朝食が振る舞われたりもしました。
この日はオーガニックヨーグルトとフルーツやシリアル等
フルーツ系やこういうヨーグルトってアメリカだとかなり高いので得した気分になります。
有り難い。
また別のVCイベントについては、無料でディナー ケータリングが振る舞われました。
ディナーケータリングの内容も所謂日本のイベントで振る舞われるケータリングと比べてかなり良かったです。
入居者もイベントを開催することがあります。
下記はこのWeWorkに入居してるウィスキーのメーカーさん
2017年1月のローンチを控えて、ウィスキーの講座を開催してウィスキーとおつまみ無料で食べ飲み放題で開催しています。
こういったイベントの内容もリアルタイムでアプリを通して通知が来ます。
また毎週金曜日にはハッピーアワーとしてサングリアとパイなどのおつまみだったりが無料で振る舞われて、ミートアップタイムになります。
敷金とかを考えると確かに格段にお得ですよね。
※WeWorkのCommitment Fee(敷金にあたるもの) は2.5ヶ月 感覚値ですが一番多いのが4-20人くらいの会社で自分たちの専用ルームを確保して使っている人達という印象です。
フリーランスの人達も多いのですが、中小規模の法人利用が最も多いように見えます。
また専用の電話回線についてもWeWorkのウェブから簡単にオーダーすることができ、WeWork内に入っているSIerさんがセットアップしてくれます。
専用の机がなければHot Seatといってラウンジスペースのみの利用ができるプランが$350/monthなのですが、Dedicated Deskのプランしか利用できないWeWorkが多いです。
多くのWeWorkスペースではDedicated Desk $450が一番安いプランとなっているようです。
またCommitment Fee(敷金)が2.5ヶ月分発生するので最初から11万円以上の敷金が発生します。
日本のコワーキングで45000円/月が最安かつ10万円以上の入会金プランというのは、あまり無いイメージです。
ヒカリエのMOVでかつオープンラウンジプランを廃止して、テーブルプランのみにした感じでしょうか?
これだけ進出してて東京にまだ無いのが寂しいくらいですね。
メンバーは他のWeWorkも利用することができるので、出張や移動が多い人にはとっても心強い味方ですよね。
また年中無休 24時間 365日利用できるコンセプトもすごいと思います。 因みにそれぞれのメンバーはプランに応じてクレジットを得ることができます。
Dedicated Deskのプランは5クレジット/monthが与えられます。
このクレジットでカンファレンスルームや他の拠点のドロップイン利用ができます。
もしクレジットを使い切った場合は1回につき$25でカンファレンスルームや他の拠点を利用できます。
ということはノマド系のフリーランスの人にはぴったりですね。
ベースとなる拠点以外でも移動をしながら仕事がしやすくなりそうです。
$450/month で世界中にオフィスがある状態にできると考えればとても安いとも考えることができそうです。
世界最大のコワーキングスペースWeWorkいかがでしたでしょうか?
上海や香港には既に進出しているので、そのうち日本にも来るかもしれないWeWork その日が楽しみですね。
関連記事 【コラム】Co-working X Beach Life 仕事と海が一体になったオフィス
(詳細 Crunch Base) 売上も来年2017年はUS$ 1 Billion 1000億円の大台に乗るとCEOのAdam Neumann アダム・ニューマンさんはForbesのインタビューで応えています。
Forbes ※2017年11月追記 ついに日本にもWeWorkがやってきます。
Ark HillsやGinza Six内にできるそうでお値段もなかなか目玉が飛び出しそうな料金です。
1席 10万5000円!!!
ちょっと日本のコワーキングでは中々考えられない値段ではないでしょうか?現在オープン前ですが、オフィスツアーなどもやっているようなので是非申し込んでいただければと思います。
今回取材したのがLA のPlaya Vistaというエリアになります。所謂シリコンビーチと呼ばれるエリアで隣にはGoogleの巨大なLAオフィスがあり、周辺のVenice Beachには今をときめくSnap Chat(スナップチャット)やFacebookのLAオフィスがあり、周りには数え切れないほどのスタートアップがひしめいています。
日本国内でもかなりコワーキングが増えてきましたが、ここまでの巨大なものは見たことがありません。 席数1600席で西海岸では最大のWeWorkになるそうです。
(2016年11月現在で、まだオープンしてないフロアもあります)
さぁその中身がどのようなものなのかここからは写真を交えて見ていきたいと思います。
特に日本のコワーキングとどこが違うかについて伝えていきたいと思います。
ちなみに上海や香港などには既に進出済みです。
外観はこんな感じ
ココが違うよWeWork
1. とにかくバカでかくて開放的
エントランスエリア 開放的です。犬も連れてこれるので犬好きには嬉しいですね。
何気にチェスなどが置いてあります。ルールを覚えてちょっとやってみたい。
遊び方がよくわからないボードゲームが....
テラス席日向ぼっこしたり、ランチを取って食べるときなどに使っています。
3階のフロア
まぁとにかく広くて開放的な作りとデザインになっています。
本当にここにそのまま住みたいレベル
デスクスペースになります。
全部の壁がガラス張りなのでどの席からでも外の景色を見れるのは良いですね。
10人以上入れる会社の壁も全部ガラス張り
フォンブース 電話して聞かれたくない会話する時にはとっても使い勝手が良いです。
これは日本だと余りみないですね。
ちなみに下のインスタはdowntown LAのWeWorkに遊びに行った時の写真です。
すんごい景色!
2. キッチンの飲み物が基本飲み放題 (ビール含む)
エントランスを抜けるとすぐにキッチンエリアビール、コーヒー、お茶、ミルク、オレンジジュースは飲み放題になります。
金曜日はHappy Hourでパイとクラフトビールとかを飲む人が多かったです。
水もただ水を置いてるのではなく、色んな果物を切って漬けてあるので美味しいです。
お茶も種類がたくさんあって悩みます。
3.アマゾンや郵便物を全て取り扱ってもらえる
また実際に使ってみてとても便利なのがアマゾンでの買い物の受取や郵便物も全てフロントデスクで代行してもらえ、ものが届いたらアプリとメールで物が届いてるよ というのをお知らせしてもらえます。あとはデスクで受け取って専用のiphoneに指でサインして受取、とっても便利です!
サイズが大きなモニター等も直接送付できるのでとっても便利
4. アプリでスナックやシリアル炭酸飲料などが買える!
ちょっとスナック、シリアルや炭酸系の飲み物が飲みたくなったら隣に設置されている、Honestly Market で購入することができます。これ何がすごいってWeWorkのアプリで簡単に買えちゃうんです。
アイテムをタブレットで選んで、QRコードをスキャンするだけ
WeWork のアプリで簡単に買えちゃいます。
本当に現金いらず。
購入が完了するとアプリで完了のお知らせ、ついでにemailでもお知らせしてくれます。
5. WeWorkアプリ内のSNS(コミュニティ)がめちゃくちゃすごい!
見ての通り上から フィードでWeWork内の人達が ”自分の作っている服のウェブを作って欲しい” ですとか、製作会社さんで人手が足りないので何ヶ月か手伝ってもらいたいというのが流れてきます。
そして自分がいるWeWorkだけでなく世界中のWeWorkから情報が流れてくるので、香港やロンドンの人の案件情報も見れます。
また会議室の予約、先ほどのマーケットで有料の食べ物の購入、ゲストの予約等全てアプリで行うことができます。
またセキュリティについてもアプリ使用開始時に顔写真と本人確認書類をアプリで写真にとって提出するので安心して作業できます。
6.代理店契約並の紹介インセンティブプラン! 紹介料として10% キャッシュバック
もし友達が入会して月に$1000 (約10万円)払ったら 最大1年間の間 月にあなたに10% つまり$100 (約1万円)/月 払います!
さらに別途$500 サインアップボーナスも払いますというインセンティブプログラム。
$500と月額契約料金の10%を紹介料として1年間もらえるこのプログラム、始まったばかりだそうですが、どんな広がりを見せるのでしょうか?
日本に来たら是非このブログで知った人は私の紹介だと言ってもらいたいです 笑!
こ、これで自分も夢の無料でWeWork?
7. Benefits(福利厚生)がすごい!
福利厚生としてAWSのクレジットが最大$5000もらえたり、宅急便のサービスが安く使えたり、学生ローンの借り換えすれば$500ボーナスとか色んな福利厚生が使用可能です。
膨大なユーザ数を誇るWeWorkだからこそできる内容ですね。
8.イベントがたくさん開催されるが、参加費無料! ディナーやランチも無料でついてくる!
これだけ人がいるので、イベントが多く開催されます。この日は例えばお菓子屋さんがプロモーションとして無料でカップケーキなどを配っていました。
ホリデイシーズンが近いので是非贈り物にどうぞというプロモーションです。
WeWorkのロゴ入り
また別な日は朝食が振る舞われたりもしました。
この日はオーガニックヨーグルトとフルーツやシリアル等
フルーツ系やこういうヨーグルトってアメリカだとかなり高いので得した気分になります。
有り難い。
また別のVCイベントについては、無料でディナー ケータリングが振る舞われました。
ディナーケータリングの内容も所謂日本のイベントで振る舞われるケータリングと比べてかなり良かったです。
入居者もイベントを開催することがあります。
下記はこのWeWorkに入居してるウィスキーのメーカーさん
2017年1月のローンチを控えて、ウィスキーの講座を開催してウィスキーとおつまみ無料で食べ飲み放題で開催しています。
こういったイベントの内容もリアルタイムでアプリを通して通知が来ます。
また毎週金曜日にはハッピーアワーとしてサングリアとパイなどのおつまみだったりが無料で振る舞われて、ミートアップタイムになります。
9. 中規模企業でも利用しているところが多い
ひとつのブースで最大30人程度まで収用できるスペースがあるので、中規模以上の企業の支店としての使い方なども可能で実際にそれまで契約してたオフィスを出て入居している企業も多いようです。敷金とかを考えると確かに格段にお得ですよね。
※WeWorkのCommitment Fee(敷金にあたるもの) は2.5ヶ月 感覚値ですが一番多いのが4-20人くらいの会社で自分たちの専用ルームを確保して使っている人達という印象です。
フリーランスの人達も多いのですが、中小規模の法人利用が最も多いように見えます。
また専用の電話回線についてもWeWorkのウェブから簡単にオーダーすることができ、WeWork内に入っているSIerさんがセットアップしてくれます。
10.料金は結構高め
Dedicated Desk 専用デスク 机一個で$450/month - (約4万5000円/月)します。専用の机がなければHot Seatといってラウンジスペースのみの利用ができるプランが$350/monthなのですが、Dedicated Deskのプランしか利用できないWeWorkが多いです。
多くのWeWorkスペースではDedicated Desk $450が一番安いプランとなっているようです。
またCommitment Fee(敷金)が2.5ヶ月分発生するので最初から11万円以上の敷金が発生します。
日本のコワーキングで45000円/月が最安かつ10万円以上の入会金プランというのは、あまり無いイメージです。
ヒカリエのMOVでかつオープンラウンジプランを廃止して、テーブルプランのみにした感じでしょうか?
11. 拠点数が段違い
2016年11月時点で全世界132箇所 33の都市にあります。これだけ進出してて東京にまだ無いのが寂しいくらいですね。
メンバーは他のWeWorkも利用することができるので、出張や移動が多い人にはとっても心強い味方ですよね。
また年中無休 24時間 365日利用できるコンセプトもすごいと思います。 因みにそれぞれのメンバーはプランに応じてクレジットを得ることができます。
Dedicated Deskのプランは5クレジット/monthが与えられます。
このクレジットでカンファレンスルームや他の拠点のドロップイン利用ができます。
もしクレジットを使い切った場合は1回につき$25でカンファレンスルームや他の拠点を利用できます。
ということはノマド系のフリーランスの人にはぴったりですね。
ベースとなる拠点以外でも移動をしながら仕事がしやすくなりそうです。
$450/month で世界中にオフィスがある状態にできると考えればとても安いとも考えることができそうです。
世界最大のコワーキングスペースWeWorkいかがでしたでしょうか?
上海や香港には既に進出しているので、そのうち日本にも来るかもしれないWeWork その日が楽しみですね。
関連記事 【コラム】Co-working X Beach Life 仕事と海が一体になったオフィス