[神奈川県 / 葉山] 県立近代美術館 (葉山館) 若林 奮 - 飛葉と振動 -
10月も中旬にせまり秋も深まってきた今日この頃。
連休中、どこか遠出したくなったら…こちらの展覧会がおすすめです!
場所は葉山…湘南・江の島、鎌倉方面に足を運んだ勢いで…
もう少し先の"葉山"までドライブしてみませんか?
若林 奮 ー 飛葉と振動 ー
若林奮(わかばやし いさむ、1936-2003)は戦後日本を代表する彫刻家です。
鉄の塊をグラインダーで削ったり、 面にして継ぎ合わせて生み出す形態は、
その変幻自在なイメージによって、見る人に様々な想像を喚起させてきました。
若林氏は美術運動から距離を保ちつつ、常に独自の思索を続けた作家であり、
その半世紀余の創作を通じて追求したことは…
私たち人間と自然とが いかなる関係にあるかを問うことでした。
私たちも若林氏の手がけた作品から自然との関係性を考えてみるいい機会です。
会期中にはトークショーなどのイベントが開催されるので
参加してみてはいかがでしょうか?
若林氏が最晩年の彫刻に名づけた言葉である「飛葉と振動」。
木の葉が飛来し、光や大気と振動する…まさにこの季節にピッタリな展覧会ですね!