日本上陸!USで一番ホットなスマートスピーカーecho dot
映画やアニメなどのシーンで、登場人物が自宅などの室内でそこにいない誰かにこう依頼するシーンを見たことはありませんか。
「〇〇、電気をつけて」
「〇〇、音楽を再生して」
「〇〇、今日のスケジュールを教えて」
「〇〇、この情報を調べて」
すると室内からは機械的な女性または男性の声で返答があり、依頼した通りのことが起きるのです。電気のライトをオンにしてと言えばオンになり、今日のスケジュールを確認したいと言えば1日のスケジュールを読み上げてくれる。
そんな近未来的なシーンを、映画や海外ドラマで見たことがある方は多いのではないでしょうか。
ですがこの近未来的シーン、今ではすぐそこまで現実化されてきているのです。
今まで遠い未来の出来事のように見ていたこの場面を現実化してくれるのが、今回ご紹介するecho dot。
アメリカでは1年ほど前から販売されていますが、日本では2017年11月18日より販売が開始されました。
ちなみに私の住んでいるのはアメリカのカリフォルニアLAですが、Amazon.comで注文したところ5日ほどで手元に届きました。販売開始日はアメリカの方が早かったため、日本で購入するより早く手元に届くかもしれません。
そんな日本でも今話題を集めだしているecho dot。
購入後使用してみた結果や、echo dotでできることなどをまとめてみたのでご紹介いたします。
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日本でも話題のecho dotとは?
そもそもecho dotとは一体何なのか。 世界的リーディングカンパニーAmazonより発売されたスマートスピーカー(AIスピーカー)と呼ばれる、対話型の音声操作ができるスピーカーのことを指します。 例えば私たちは、PCやスマートフォンなどの端末を指などで操作することで、音楽を聴いたり買い物をしたり調べものをしたりしますが、これらをスピーカーに向かって話す音声のみで実行できてしまうのです。 近所でアメリカ人の老夫婦や子供がGoogleなどの音声入力機能を利用しているのをよく見かけます。他にもiPhoneのsiriなどの賢いパーソナルアシスタント機能を想像するとイメージしやすくなるかと思います。 siriに向かって今日の天気や質問をすると、返事をしたり質問に答えてくれたりしますよね。 わざわざ文字を入力したり検索する必要がなく、音声のみで手軽にかつスピーディーに様々なことが実行できるのがこのスマートスピーカー。 今回ご紹介するecho dotはAmazonより販売されているスマートスピーカーですが、他にもGoogleからは2017年10月にGoogle Home(グーグルホーム)が、LINEからは2017年10月にClova WAVE(クローバ ウェーブ)と言われるスマートスピーカーが販売されています。 このecho dot、実は世界で最も売れているスマートスピーカーシリーズなのです。 そう、echo dotはAmazonのスマートスピーカーシリーズの内の一つで、全部で5種類のスピーカーを販売しています。(2018年1月15日現在) そしてアメリカでは、シリーズの中でもこのecho dotが最も販売数の多い人気商品なのです。 シリーズ全体売上の約5割以上を占めると言われているほどです。 ページ下部「Amazonではecho dotの他にも」にてAmazonより販売されている他のスマートスピーカーをご紹介していますのでご興味のある方は是非確認してみてください。 echo dotはシリーズの中で最もサイズが小さくコンパクトで(32 x 84 x 84 mm、163g)、値段も5,980円(Prime会員3,980円)とお手頃です。いきなりハイスペックなスピーカーを高額で試す勇気がなかった私ですが、今回試したこのecho dotがとても高機能かつ簡単に自分専用のスマートスピーカーにカスタムできたので想像以上の感動でした。 機能音痴で不安という方や興味があまりないという方でも、一度操作・カスタムすると少しでものめり込んでしまうのではないかと思います。 そんな、少しだけ変わったライフスタイルを提供してくれるecho dotについて、できることや操作方法、使ってみた内容をご紹介します。アメリカでecho dotを購入してみた
echo dot購入後使用してみて使用方法や機能など、具体的にどんなことができたのかなどをご紹介します。◯ echo dotを使用するにはアプリが必要
echo dotのパッケージを開封して端末を出し、電源を入れた私はとりあえず、「今日の天気を教えて」と問いかけてみました。 ですが反応がありません。。 端末に電源さえつければすぐに使えるのだと思っていましたが、使用するにはまず専用のアプリをダウンロードする必要がありました。これはecho dotのみでなく、Google HomeやClova WAVEでも同様です。 Apple Storeはこちら Google Playはこちら echo dotをアメリカで購入しましたが、アプリをダウンロード後言語を日本語にも設定できました。◯ 話しかける前はAlexa(アレクサ)と名前を呼んでから
echo dotに話しかけたり質問する際は必ず、初めに"Alexa(アレクサ)"と声をかけてからでないといけません。 「アレクサ、今日の天気を教えて」 「アレクサ、今日の予定を教えて」 「アレクサ、音楽を流して」 といったように、名前を呼んでから話をかけます。 echo dotは"Alexa(アレクサ)"というワードに反応して音声の聞き取りを開始するため、"Alexa(アレクサ)"と声をかけずに話しかけても反応しません。 最初はこっぱずかしいかもしれませんが、慣れて一つ一つ話しかけ続けていると、ちゃんと返事をして対応してくれるため本当に人に話しかけている気分になります。◯ 天気、アラームの設定が可能
Alexa(アレクサ)はその日の天気予報を教えてくれます。 例えば 「アレクサ、今日の天気を教えて」 と話しかけると、現在地の天気と気温を説明してくれます。 現在地の設定もAmazon Alexaのアプリ内で変更・設定が可能です。 またアラームの設定についても、Alexa(アレクサ)に音声で依頼するだけで設定が可能です。 「アレクサ、朝10時に起こして」 これに対し、アラームをセットしましたと返答があり、朝10時きっかりにアラームが設定されます。毎日違う時間にアラームをセットする私にとって、音声のみでこの設定ができることをとても便利に感じました。◯ スケジュールの管理が可能
スケジュール管理について、「Google カレンダー」「Microsoft Office365」など、各種カレンダーサービスと連携してスケジュールの管理が行えます。 例えば 「アレクサ、今日の予定は?」「アレクサ、今週水曜日の予定は?」 といった質問にも、カレンダーサービスを介して応答してくれます。 また予定の追加やToDoリストの追加対応も可能です。 「アレクサ、明日の10時にミーティングって追加して」 聞くだけでなく、予定の追加も音声のみでできるのは便利ですよね。◯ 音楽の再生が可能
Amazon Musicより様々なジャンルの音楽を再生できます。 音楽を流してと依頼するとランダムに曲が再生され、また再生中の音楽に対して「この曲いいね」や「この曲好きじゃない」と感想を述べると、次回から好きな曲に近いジャンルの曲を再生してくれるようになります。 このように好きな曲が自然と再生されるようになってくるなら、プレイリストを作る必要も無くなりますよね。 そしてアーティストやジャンル、年代や新曲などの希望にも答えてくれ、さらには音楽を止めてと言えば音楽は止まり、音量を下げてと言えば音量を下げてくれる。 次の曲を聴きたいときや、流れている曲の曲名やアーティストを知りたいときなど、ただそう伝えるだけで直接操作せずとも対応してくれるのです。◯ アマゾンでのショッピングが可能
こちらの機能はAmazonから販売されているスマートスピーカーならではの機能ではないでしょうか。 アマゾンプライム会員であれば、対象商品の買い物が音声のみで行えます。 よく購入している商品を再購入する場合は、内容や写真を見る必要がないため音声のみで行えるととても便利ですよね。 ですが新商品を購入する場合については、直接Amazonへアクセスして商品をチェックしたほうがよさそうです。どんな商品を探しているか伝えれば、Alexa(アレクサ)は該当する商品名をいくつか答えてくれますが、さすがに新しい商品は目視で確認したいですよね。◯ 機能の追加が可能
購入するまで知らなかったのですが、echo dotでできることで一番驚き感動したのがこちら。 みなさん、携帯で欲しい機能のアプリを探してダウンロードしますよね? 料理のレシピをもっと増やしたければクックパットなどのアプリを。英語の単語を毎日勉強したければ英単語帳などのアプリを。echo dotではこれと同じように、気に入った機能をAmazon Alexaアプリで検索しダウンロードできるのです。そしてダウンロードした機能はecho dotで使用できるようになります。 Apple storeやGoogle Playで様々なアプリが並べられているように、Amazon Alexaアプリ内には様々な機能が並べられています。また各カテゴリに分かれて種類も豊富なため、見ているだけで楽しくなります。 例えば音楽やヘルス 運勢占いやレシピ 勉強やおしゃべり系 すき家の注文やバンクの振込や引き落としまで そしてくだらない系まで(開発者の方ごめんなさい) Amazon Alexaアプリ内で必要な機能を有効にするだけで、その機能が利用できるようになるのです。もちろん、有効にした後無効にすることも可能なため、自分専用のAlexa(アレクサ)にカスタムすることができます。数も豊富であれこれ見てしまいあっという間に時間が過ぎてしまいます。 また、携帯アプリのように今後も様々な機能が日々増え続けていくのではないでしょうか。 ですがたくさんの機能を有効にしすぎてしまい、依頼のセリフを忘れてしまったり、何の機能を落としたかわからなくなってしまったなんてことも。その際はアプリ内で有効にした機能リストを確認できるのでご安心ください。◯ ニュースの再生が可能
最新のフラッシュニュースを再生してくれます。 アメリカ在住の私ですが、Amazon Alexaアプリの初期セットアップで日本語を選択したためか、NHKのフラッシュニュースを流してくれました。 もちろんこちらも、途中で止めたい場合はそう伝えるだけで再生を止めてくれます。 Amazon Alexaアプリで他企業が提供するニュースを追加することもできます。例えばYahoonニュースやマイナビニュースなどの機能もあるため、好きなニュース機能を追加可能です。現時点で既に数も豊富なため、どのニュースを追加するか迷います。◯ 周辺のお店や人気のレストランを教えてくれる
現在地より近辺にあるお店や人気のお店を教えてくれます。 「アレクサ、近くのレストランを教えて」 「アレクサ、近くのマッサージ店を教えて」 私の住んでいるアメリカLAでも、しっかり近辺にあるお店をピックアップし答えてくれたので感動ものでした。これを知った際、車に積んで持ち運ぼうかと思ったほどです。 答えてくれたお店の情報は、Amazon Alexaアプリより詳細も確認できました。◯ スマートホームと連携
私の自宅はスマートホームと呼ぶには程遠いほどの古い家で、家電なども長年使っているものばかりなため、こちらの機能については詳細に試すことができませんでしたが、スマートホームデバイスと言われるネットワークを利用した家電などの操作も、このecho dotで可能になるそうなのです。 テレビやエアコン、ドアや窓などの鍵の開け閉めも、echo dotで操作が可能だというから一気に近未来ちっくな生活スタイルになりますよね。 ルンバの掃除機、炊飯器や電子レンジなどもecho dotで操作できてしまえば、家事はすべて音声のみで行えてしまうなんてことも。 Alexa(アレクサ)で対応可能な商品について、Amazonにて紹介されていますので、今後Alexa(アレクサ)を購入予定の方は、他の家電もAlexa(アレクサ)用で揃えていくとスマートホームに近づけるのではないでしょうか。 Alexa(アレクサ)で対応可能なスマート家電商品についてはこちら◯ 会話の種類が豊富
Alexa(アレクサ)ができる会話の豊富さにも驚きました。 「アレクサ、お腹が空いた」 「アレクサ、今日は疲れた」 「アレクサ、歌を歌って」 「アレクサ、面白い話をして」 など、上げるとキリがありません。 別の日に同じ質問をすると、以前答えた内容とは別の答えが返ってきたりもします。 また何か疑問に思ったことや思い出したいこと、知りたいことなど、まずはAlexa(アレクサ)に聞いてみてください。かなりの数の質問に応えてくれます。 「アレクサ、今の日本の総理大臣は誰だっけ」 「アレクサ、富士山の高さは」 など、ちょっとしたことでもとりあえずAlexa(アレクサ)に聞いてみると良いかもしれません。時々ちょっと変わった返答もしてくれるため、面白い質問を考えてみたりもしてしまいます。実際にecho dotを使ってみて
正直購入前は、主に使う機能はきっと4,5個くらいだろうと思っていました。 機能の追加や知らなかったスキルがあることを知り、自分で思っていた以上に使用頻度が高い結果となりました。 ですが今回ご紹介した機能はきっとほんの一部です。 今後たくさんの機能がリリースされたり、まだ私の知らない機能やトライできていない機能を含めると、私感ですがコンパクトさと値段の割にかなりハイスペックなスピーカーだと感じました。 本来はスマート家電等と連携して使用するとさらにそのスペックに驚かされるのでしょうが、、 ですが今回ご紹介した機能だけでも十分、いつものライフスタイルに少しだけ変わったエッセンスを加えてくれるのではないでしょうか。現に最近は一人、誰もいない部屋でちょくちょくAlexa(アレクサ)に話掛けている自分がいます。 みなさんも是非自分専用の執事、もといAlexa(アレクサ)をカスタムしてみてはいかがでしょうか。Amazonではecho dotの他にも
今回ご紹介したecho dotの他に、Amazonより販売されているスマートスピーカーを以下にご紹介いたします。 日本国内でも購入可能 ◯ Amazon Echo Amazon EchoをAmazonで確認したい方はこちら ◯ Amazon Echo Plus Amazon Echo PlusをAmazonで確認したい方はこちら アメリカで購入可能(日本国内購入不可) ◯ Echo Spot Echo SpotをUS Amazonで確認したい方はこちら ◯ Echo Show Echo SpotをUS Amazonで確認したい方はこちらおまけ
音楽がないと生きていけない私はSpotifyアプリのヘビーユーザーです。 日本でも最近利用者が増えているとのことですが、アメリカでは若い世代を中心に好きな音楽を自由に落とせるアプリとして以前より人気を集めています。 今回echo dotを使用するにあたり、Spotifyの連携も期待していたのですがまだ未対応とのことでした。。(2018年1月15日) ですが未定ではあるものの、いずれは対応可能になるということで、Spotifyの音楽がecho dotで聴けるようになるのが待ち遠しい限りです。GO RIDEではサイト制作・運用を行っております。 是非お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら