AI 記事ライティングツールArticooloを使ってみた
多分日本ではまだ余り知られていないと思い、使ってみました。
国内でAI記事ライテイングだと 日本経済新聞社が提供している 決算サマリー が有名ですよね。
『決算サマリー』は、上場企業が発表する決算データをもとにAIが文章を作成。適時開示サイトでの公表後すぐに、売上や利益などの数字とその背景などの要点をまとめて配信します。ちょっとは人の手が入っているのかと思いきや 既に完全自動化されて電子版などに配信されています。 Articooloは英語でしか提供されていませんが、使い方は簡単で単純に書きたい記事の単語をいくつか入れて Create Article(記事を書く)を押すだけ、そうするとものの1分〜2分程度で記事を作成してくれます。 実際に使ってみると まず記事にしたい内容の単語をいくつか入れます。 今回はSurfing Fitness tips (サーフィンをする上でのトレーニングのコツ)という結構マイナーなトピックを選びました。
元データである企業の開示資料から文章を作成し、配信するまでは完全に自動化し、人によるチェックや修正などは一切行いません。
作成した『決算サマリー』は当面、ベータ版(試用版)との位置づけですが、『日本経済新聞 電子版』や『日経テレコン』などのコンテンツとして恒常的に提供していきます。
Topicとしていくつか これで記事かきませんか という提案をしてくれるので それを選んでCreateボタンを推します。
トピックにもよりますが2−3分で記事が書き上がることが多いです。
できあがった記事は最初の40文字くらいしか見えないのですが、クレジットを購入して購入ボタンを押すと記事全体が読めるようになります。
今回はざっと337文字でした。
内容が気に入らない時はリライト機能もついてるのでさらにリライトしてもらうこともできます。
Move Paddle - Move spend $100 on a foam board, or pick up a secondhand longboard in adequate form. On flat days, take it out and go paddle around to a hour. This may keep your arms, shoulders and back in paddling condition in order that whenever on the waves do pick up, your sessions are longer and you may beat out other men to the waves. Pick a local place with a pleasurable view and long stretch of shore, paddle up the shore for half a hour, turn around and paddle back. A few of the peripheral advantages of surfing are preserved, like getting away from distractions and having the ability to enjoy the outdoors. Tempo Paddle - paddle up the shore for 35 minutes and attempt to make it back in 25.
安い1万円くらいのソフトトップボードを買ってフラットな日に海に入ってパドルの練習をしましょうとあります。これによって他のサーファーより長く、そして強くパドルできもっと多くの波をキャッチできますとのこと。
それなりに文章になっています。
実はこれ以外にも何回か試したのですが、一般的な内容 what is Tofu? 豆腐ってなに? みたいな文章だとより正確に自然な内容が出て来ることが多かったです。
やはりマイナーなトピックになればなるほど、単語を入れるユーザの意図していた記事とは違った記事が出て来ることが多かったです。
日本の文化とかを紹介する英語メディアとかを作成する時には、使いやすいかと思います。 因みに金額は下記のとおり
10記事で$19 約2000円 1記事200円程度 $99 払ってまとめ買いすると 100記事購入 よって 1記事100円程度までディスカウントがあります。
結論
- クオリティはトピックによって結構振れ幅がある
- インバウンド向けのメディアを作る際にはあくまでブースト要員としては良さそう
- 幅広いトピックに渡っての完全自動化はまだ難しい 人の編集が無いと一般公開できるレベルの記事にはならない