Shopifyで出来るECの顧客管理活用方法とは?KlaviyoとSalesforceが連携を発表
- ECサイトを立ち上げ、売り上げが安定してつくようになり、新規顧客もリピーターも増えてきたのはいいが、管理ができない。
- 顧客の傾向に合わせて違ったアプローチを取りたい顧客の管理ってどうすればいいのかわからない。
そんな悩みはありませんか?
ECプラットフォームであるShopifyでは顧客管理(CRM)の活用方法がいくつか提供されており、顧客情報を効果的に活用してビジネスの成長を促すことができます。
それではさっそくShopifyでCRMをするメリットをご紹介します。
ShopifyでCRMをするメリット
統合された環境
Shopifyでは、ECサイトの運営に必要な機能が全て統合されており、顧客管理もプラットフォーム内で行うことができます。これにより異なるシステム間でのデータのやり取りや管理が不要になり、効率的に顧客データを活用することができます。
顧客セグメント化
ShopifyのCRM機能を使用すると、顧客データに基づいてさまざまなセグメントを作成できます。これにより、特定の層に合わせたマーケティング戦略を展開し、コンバージョン率やリピート購入率を向上させることができます。
アプリの豊富さ
ShopifyのApp Storeには、多数のサードパーティ製CRMアプリが提供されており、自社のビジネスニーズに応じて最適なアプリを選択して利用することができます。これにより、顧客データをさらに詳細に分析し、効果的なマーケティング戦略を展開することができます。
残念ながらShopifyで行うCRMもメリットばかりではなく、考慮しなければいけないデメリットがあります。それがカスタマイズの幅に制限があるというところです。
考慮しなければいけないデメリット
ShopifyのCRM機能は、プラットフォーム内で提供されているため、企業独自のニーズや要件に完全に合わせたカスタマイズが難しい場合があります。そのため、高度なカスタマイズが必要な場合は、サードパーティ製のCRMソフトウェアを検討する必要があるかもしれません。
ShopifyでCRMをするメリットとデメリットをご紹介しました。ここからは実際にShopifyで顧客管理をする方法をご紹介します!
Shopifyで出来るCRM
顧客セグメントの作成
Shopifyでは、顧客データを使ってさまざまなセグメントを作成できます。これにより、特定の層に合ったマーケティング戦略を展開できます。例えば、一定金額以上の購入者、初回購入者、リピート購入者などに焦点を当てたキャンペーンを行うことができます。
Shopify Email
Shopify Emailを使用すると、顧客リストに基づいてメールマーケティングキャンペーンを簡単に作成して送信することができます。これにより、特定の顧客セグメントに合わせたパーソナライズされたコンテンツを提供し、顧客エンゲージメントを向上させることができます。
Shopify POS Pro
ShopifyのPOS Proを使用すると、オンラインとオフラインの顧客データを一元管理できます。これにより、顧客の購入履歴やプロフィール情報を活用して、よりパーソナライズされたサービスを提供することができます。
顧客タグの活用(Shopifyプラットフォーム内)
顧客情報にタグを付けることで、顧客属性や購入傾向を簡単に管理できます。タグを使用して顧客を分類し、ターゲットに合わせたマーケティング活動やサポート対応を行うことができます。
サードパーティCRMアプリの利用
ShopifyのApp Storeで、多数のサードパーティ製CRMアプリが提供されています。HubSpot, Salesforce, Klaviyoなどのアプリを使用することで、顧客データをさらに詳細に分析し、効果的なマーケティング戦略を展開することができます。
では、サードパーティCRMアプリとは具体的にどのようなものなのでしょうか?
日本に20社しかないShopify Plus パートナーである弊社が推奨するのは、最近連携を発表したKlaviyoとSalesforce Commerce Cloudを統合して顧客管理を行う方法です。
KlaviyoとSalesforceが連携を発表!
統合の概要
KlaviyoはSalesforce Commerce Cloudと統合することで、オンラインストアのデータを活用して、効果的なマーケティング戦略を展開できます。さらに顧客データや注文履歴などの情報をリアルタイムで同期し、パーソナライズされたメールマーケティングキャンペーンを実施することができます。
統合のメリット
データ同期
KlaviyoとSalesforce Commerce Cloudを統合することで、顧客データや注文データをリアルタイムで同期させることができます。
セグメンテーション
顧客データを使って効果的なセグメントを作成し、ターゲットに合わせたマーケティング戦略を展開できます。
自動化
Klaviyoの自動化機能を活用して、カート放棄やウェルカムメールなどのトリガーに基づくメールキャンペーンを実施できます。
分析
顧客データや売上データをもとに、マーケティング活動の効果を分析し、改善策を見つけることができます。
KlaviyoとSalesforce Commerce Cloudの統合により、両プラットフォームの機能を最大限に活用して、効果的なマーケティング活動を行うことができますね。
いかがでしたでしょうか?
この記事ではShopifyでのECのCRM(顧客管理)活用方法やそのメリット・デメリット、KlaviyoとSalesforce CRMおよびSalesforce Commerce Cloudの統合方法について説明しました。
Shopifyでは、顧客セグメントの作成、Shopify Email、POS Pro、顧客タグの活用、サードパーティCRMアプリの利用などの方法で顧客データを活用することができます。
ShopifyでCRMを行うメリットとして、統合された環境、顧客セグメント化、アプリの豊富さが挙げられます。しかしカスタマイズの幅に制限があることがデメリットです。
KlaviyoとSalesforce CRMが統合したことによって、顧客データの同期やデータマッピング、同期スケジュールの設定を行うことで、両プラットフォーム間でデータを効果的に活用できます。
これらの情報を活用し、ShopifyやKlaviyo、Salesforceの各プラットフォームで顧客データを効果的に管理し、マーケティング戦略を最適化していきましょう!
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